大宮総合車両センターのいつでも見れる保存車

昨日の鉄道博物館訪問の帰りは、久々に大宮総合車両センター(以下大宮総車セ)の前を歩いて大宮駅まで戻ることにしました。

なぜなら大宮総車セの前には3両の機関車が保存されており、日中はいつでも見学できるからです。

 

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鉄道博物館から歩いていくと、まず目に付くのがこよ2両の旧型電機のカットモデルです。

元々工場敷地内で保存されていたものが、鉄道博物館開館に伴う整備の一環でこちらに移転したものです。


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左側にはEF58形のEF58 154号が置かれています。

青大将と呼ばれる緑系の塗装でつばめのヘッドマークを取り付けた状態ですが、現役時代にこの塗装をまとったことはなかったとのことです。


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右側にはEF15形EF15 168号が置かれています。

デッキ付の貨物用機関車なのですが、車体だけだと変な感じがしますね…。

これら2両のカットモデルは再整備があまりなされていないらしく、塗装の劣化やサビなどが目立つ状態でした。


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カットモデルが置かれた場所から大宮駅に向かってしばらく歩くと、D51形のD51 187号が保存されています。

これは大宮工場製D51形の1号機ということから保存されているもので、同様のものが北海道の苗穂や長野にも保存されています。

この機関車も当初は鉄道博物館への収蔵候補に挙がっていたものの、結局は候補から漏れてしまいました。


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ナンバープレートの下に大宮工場の銘板が取り付けられています。


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奥の方に説明板がありました。