社畜ゆえに仕事に振り回されてしまい、新年初の投稿が2月末にずれてしまいました。
今回は昨日訪問した、千葉県いすみ市に所在する「ポッポの丘」に保存されている車両を貼っていきたいと思います。
ポッポの丘は2010年に開設された鉄道車両の展示施設で、広い屋外の敷地に所狭しと並べられた車両群が見どころです。
園内には卵かけご飯で有名な売店もあり、結構充実していて楽しめました。

いすみ鉄道いすみ200'形いすみ204号車
当施設が開設されるきっかけとなった車両です。
いすみ鉄道がJRから転換された際の開業用として富士重工業で7両が製造されたレールバスの「LE-CAR」です。
当初の形式はいすみ100形だったのですが、座席のロングシート化でいすみ200形へと改称され、次いで床材の更新でいすみ200´形へと改称されました。
7両いたうちの車番が偶数のものは奇しくもすべて千葉県内で静態保存されており、逆に奇数のものはすべてミャンマー国鉄へ譲渡されています。

北陸鉄道3750形モハ3752号車
こちらも開園時からある車両です。
元は河南線用のクロスシート車モハ5000形として登場したのち、新型車の登場で石川総線へと異動し、車体更新やロングシート化などを経て2000年代以降も残存したものになります。
僚車のモハ3751号車は石川県内で保存されています。




銚子電気鉄道700形デハ701号車&デハ702号車
元近江鉄道モハ50形で、客車ハフ1形の置き換え用に譲受されました。
片運転台だったものを両運転台としたため、前後で前面形状が異なります。
いずれも海に近いところで使用されたためか、車体の痛みがとても激しく、特にデハ701号車は片方の運転台機器がごっそりなくなっており、少し心配なところが見受けられました。

万葉線7050形デ7052号車
万葉線が加越能鉄道だった頃に3両が製造されたものです。
東京都交通局(都電)8000形をベースにしているため、それを模した塗装へ変更されています。
車内はガチャガチャの自販機が陳列されていました。


583系サシ581-31号車
583系用の食堂車として製造されたもので、青森県の個人が所有していたものを保存会が引き取りのうえ、当地へ搬入されました。
床下機器はごっそり撤去されており、無造作に切り離された配線がとても目立ちます。
手前には復元される予定の連結器と胴受けが置いてあります。

その横には、同じく復元予定の水タンクとトイレタンクも置かれていました。

24系オハネフ25形オハネフ25 211号車
いわゆる24系25形のB寝台を備えた緩急車です。
カットモデルにされているのは、廃車後に東京で開催されたイベント「大鉄道博」(当時行きたかったな…)に展示されたためで、終了後に北関東へ移設されたのち、当施設へやってきました。
車内は更新されたモケットが特徴的で、窓越しに見ることができます。

千葉都市モノレール1000形1003号車+1004号車
千葉都市モノレールの開業時に用意された1000形の第2編成です。
車内は受付や売店に使用されています。

少し離れたところには、同車の台車が保存されています。

その隣には古い台車が3基保存されています。

キハ38形キハ38 1号車
国鉄末期にキハ35形の車体更新車として造られたものですが、エンジンなどは新品が用いられています。
当初は八高線で使用されていたのですが、のちに久留里線で使用されました。
初代久留里線色に塗られていて、車内はギャラリーとして利用されています。

クモニ83形クモニ83006号車
73系電車の機器類を利用して造られた荷物電車です。
廃車後は東芝府中工場内の試験車として使用されていました。

103系クハ103-525号車
ご存じ103系のクハ103形で、クモハ103形を含む編成の制御付随車であるため500番代を名乗っています。
こちらも東芝府中工場でクモハ103形と開発試験に使用されたものです。


除雪機械+ヨ8000形車掌車



浜松工場製入換動車+ヨ5000形車掌車
これらは動態保存されており、ゲリラ的に開催される体験乗車にて乗ることができます。
実際に乗車した感想ですが、やはり低速とはいえヨ8000形の方が圧倒的に乗り心地が良かったです。ヨ5000形は足回りからくる振動がダイレクトに伝わってきて、当時の車掌の体験談で乗るのがしんどかったという話も納得でした。
なお、入換動車はJR東日本長野訓練センターで使用されたため、側面に機械財産票が貼られています。

帝都高速度交通営団(営団地下鉄)400形モハ454号車
営団地下鉄丸ノ内線で使用されていたもので、廃車後に日本橋の三越で売られていた車両そのものだそうです。
都内の幼稚園に引き取られたものの、改築工事で解体する予定だったのを引き取ったそうです。
中間に連結されていたため、ホロ枠などが追加されています。

立山黒部貫光8000形8005号車
つい最近やってきたトロリーバスです。
関西電力300形に準じた造りですが、前面に行先表示が追加されています。

小田急電鉄2200形
小田急から富士急行(富士山麓電気鉄道)を経て山梨県内に保存されていたものです。

京浜急行電鉄旧1000形
栃木県の企業「赤い電車」が保存していたもので、前頭部のみのカットモデルです。


後ろを見ると切断された配線や屋根周りがよく見えます。

大山ケーブルカー「たんざわ」号
修繕中で塗装が剥がされていました。



DE10形DE10 30号機
24系オロネ24形オロネ24 2号車
24系オハネフ24形オハネフ24 2号車
以上3両が連結した状態(実際にはDE10形と24系は連結されてない)で置かれています。
DE10形は船の科学館にあった羊蹄丸の中で保存されていたもので、エンジンなどは外されているそうです。
この日はいずれも車内や運転台を見学することができました。


113系クハ113形クハ113-1072/2152号車
183系クハ183形クハ183-21/1527号車
いずれも千葉にゆかりのある国鉄型車両です。
183系0代車と113系のカットモデルは、以前長野県の民宿「夢ハウスあずさ」で素泊り用として置かれていたのですが、こちらへ移転しています。


加悦鉄道4号機(河東鉄道3号機)+ヨ6000形
最近加悦SL広場から移転した4号機です。
元河東鉄道、つまり長野電鉄で活躍した機関車なので、できれば長野で保存して欲しかったなと思います…。
でも、こうして違う場所でもきちんと残っていてよかったです。

長野電鉄1000系モハ1003号(2代目)
最後にこちらです。
このような姿なのは非常に残念ですが、跡形もなく解体されてしまった2000系A編成や3500系O1編成を思うと、残っているだけでも感謝です。
小布施駅にいつもいたのが懐かしくなりました。
欲を言えば丸ごと残して欲しかったですが、場所の都合もありますし致し方ないでしょう。
以上、ポッポの丘の保存車でした。