走ルンですノート

でんしゃ/バスをメインに適当に

役に立たない資料集

伊豆急8000系、幻の50両体制を追う

突然ですが現在の伊豆急行の主力電車といえば、やはりこの8000系でしょう。 伊豆急下田駅に停車する8000系 皆様がご存知の通り、この車両は東急8000系を譲受し改造した上で導入した車両で、2005年から2008年にかけて45両が入線しています。 さて伊豆急8000系…

長野電鉄の長野市内線計画

さて皆様は、かつて長野電鉄が長野市街地に軌道線(路面電車)を敷設しようと計画していたことはご存知でしょうか…?話だけを聞くと、走ルンですが勝手に妄想しているだけなんじゃないか?と思いたくなりますが、実は本当に敷設することを考えていたのです。 時…

長野電鉄OSカーについて

※この記事の後半は、筆者こと走ルンですによる事実や資料を元にした考察で構成されています。予めご了承ください。 突然ですが、皆さんは長野電鉄の「OSカー」という電車についてご存知でしょうか? 「ああ、あの田舎の電車にしては珍しい本格的な通勤電車の…

古の鉄ピクから出てきた切り抜きより…その2

前回の記事では新幹線を走った阪急電車の記事を紹介した、鉄ピクの中から出てきた古新聞の切り抜き。今回は京阪電車の淀屋橋延伸開業に関する記事を紹介したいと思います。 京阪電鉄京阪本線は開業時より大阪側は天満橋駅が起点であったものの、1963年に計画…

古の鉄ピクから出てきた切り抜きより…その1

昨年12月に秋ポポへ立ち寄ったときのこと。地下1階の古書コーナーを見ていると、たまたま探していた昭和30年代の鉄道ピクトリアル(以下、鉄ピク)を発見し、買って帰ることにしました。うちに着いてから中を開けるとアラびっくり。なんと当時の新聞の鉄道に関…

信濃路へ移籍した元臨港バス

信州のバスにまつわる移籍車のまとめ記事ですが、今回は県内にそれなりに散らばっている、元臨港バスこと川崎鶴見臨港バスの車両を紹介していきたいと思います。 信州のバスにおける臨港バスの車両は、長電バスとアルピコ交通長野支社(当時の川中島バス)へ移…

アルピコ交通へ移籍した山陽バス

アルピコ交通の移籍してきた一般路線車といえば、現在は首都圏からのものが多いですが、少し前までは関西圏からのものが多く在籍し、その中でも山陽電鉄の子会社である山陽バスからの車両は、舞子線・名谷線所属のものの高出力な点が買われ、戸隠や美ヶ原な…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 資料編編

前回の記事で本編を読み終えた「善光寺白馬電鉄小史」ですが、今回は資料編を見ていきたいと思います。 この資料編では路線や車両、会社組織に関するデータがわかりやすくまとめられています。特に車両に関しては気になる方が結構いらっしゃるのではないでし…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 第2部第4編第3章編

前回の記事では「善光寺白馬電鉄小史」第2部第4編の鉄道に関する箇所である第1章と第2章を読み進めていきましたが、今回はトラックによる運送事業に関する第3章を見ていこうと思います。 第3章は「運送事業と兼業への専業化」というタイトルで、鉄道事業を廃…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 第2部第4編第1章&第2章編

前回は第2部第3編を読み進めた「善光寺白馬電鉄小史」ですが、今回はその続きにあたる第4編を読み進めていきたいと思います。 ここでは運送事業の発展や鉄道事業の衰退についてがまとめられており、本格的に運送業者としてスタートを切った同社についてや、…

千曲バスの路線車一覧2021

長野県内のバス事業者といえば特に有名なのが長電バスとアルピコ交通のツートップでしょう。これらは車両のまとめサイトも多々あることから、在籍車両の動向はここに書かなくともご存知の方は大勢いらっしゃるでしょう。しかしそれ以外の事業者となるとどう…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 第2部第3編編

前回を以って第1部を読み終えた善光寺白馬電鉄小史ですが、今回から第2部を読み進めていきたいと思います。 第2部は戦後史のタイトルが付けられていて、休止になってから復活を断念するまでの経緯と、現在に至るまでの事業である運輸業の発展についてがまと…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 第1部第2編第3章編

前回は不完全な第1章と第2章を読んでいった「善光寺白馬電鉄小史」ですが、今回は第2編の第3章を読み進めていきたいと思います。 第3章は「陸運企業整理(陸上交通統制)と営業休止」というタイトルで、とうとう営業休止に至るまでの経緯がまとめられています…

アルピコ交通へ移籍した元都営バス(改訂版)

去る2019年、小池百合子東京都から台風19号の影響で営業所が被災してしまった福島交通へ、一般路線バス11両の譲渡が発表されました。福島交通といえば、かつてより都営バスの中古車両を多数導入していることで有名ですが、当方の地元のバス事業者であるアル…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 第1部第2編第2章編

前回を以って第1章第1編を読み終えた「善光寺白馬電鉄小史」ですが、今回は第1章第2編を読み進めていきたいと思います。 …と、ここで例によって例のごとく第1章がページごと欠落しているため、残されたページの簡単な内容を説明してから第2章へ進みたいと思…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 第1部第1編第3章編

前回まで不完全ながら建設までの経緯を読んでいった「善光寺白馬電鉄小史」ですが、今回は第1編の第3章を読み進めていきたいと思います。 第3章は「第1期工事の完成と営業開始」というタイトルで、こちらも一部ページが欠落していることから不完全ですが、第…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 第1部第1編第2章編

前回は会社創立までの過程を読んでいった「善光寺白馬電鉄小史」ですが、今回は第1編第2章を読み進めていきたいと思います。 第2章は「鉄道事業の創始」というタイトルで、鉄道事業を始めてから工事の着工に至るまでの経緯が詳細にまとめられています。 まず…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 第1部第1編第1章編

前回から始めた連載企画「善光寺白馬電鉄小史を読む」ですが、今回からほんへを第1部から読み進めていきたいと思います。 今回から3回にわたって読み進めていく第1部は「前史」というタイトルで、会社創業までの経緯から鉄道が休止するまでのことがまとめら…

連載企画・善光寺白馬電鉄小史を読む 巻頭写真・まえがき編

どうも、走ルンですでございます。 先日予告した「善光寺白馬電鉄小史を読む」ですが、今回からちまちま進めていきたいと思います。 今回は巻頭の写真やまえがきを紹介していきます。 先ほどインストールしたばかりのGoogle先生謹製のスキャナアプリを用いて…

その後の7200系

京王3000系や都営6000形に続き、編成の組成が自由すぎて今はどうなっているのか分からなかった、最後まで目蒲線で活躍していた東急7200系についてまとめてみました。 東急7200系は1967年から当時の田園都市線*1や目蒲線で経済的な運転ができる車両として投入…

長野電鉄3500系の運用離脱を考察する

昨日は長野電鉄の公式Twitterより、次のようなお知らせがありました。 鉄道ファンの皆様へ猛暑が続く中、#3500系 車両について、他車両に比べ車内温度が上昇し易く、お客様にご迷惑をお掛けすることが多くなっております。その為、止むを得ない場合を除き、…

長電バス初のいすゞ車…???

さて皆様は長電バスで初めて導入されたいすゞ車といえば、何を思い浮かべるでしょうか…?と聞かれると、だいたいの方はこちらの車両が出て来るかと思います。 2012年の秋頃に大阪の北港観光バスからやってきた、エルガLT(KL-LT333J2)の1190号車です。 2021年4…

アルピコ交通上高地線の電車について

現在、長野県内に存在する純粋な私鉄は長野電鉄、上田電鉄、そしてアルピコ交通の3社が存在します。このうち長野電鉄と上田電鉄は、「オタクな中の人」の大先輩格である小林宇一郎氏や宮田道一氏*1などによってまとめられた書籍が多数あるため、令和の今でも…

アルピコ交通へ移籍した元横浜市営バス

この記事は友人のリクエストで書きました。 以前からアルピコ交通へ移籍した元都営車や、上田バスへ移籍した元東急車についてざっくりとまとめたものを書いておりますが、今回はアルピコ交通へ移籍した元横浜市営バスについてまとめてみたいと思います。 ア…

その後の都営三田線

お久しぶりです。仕事が多忙だったのと鬱がひどくなってしまったのとで、ひと月ほど放置してしまいました…。今回は結構前に投稿した京王3000系の編成毎の動向についてまとめたものの続きです。ネタにするのは先代の三田線車両だった都営6000形です。 都営600…

長電「アカガエル」の形態差

トノサマガエル~ アマガエル~ カエルにいろいろあるけれど~、とまぁ長野電鉄で活躍していたカエルこと東急旧5000系は、国鉄電車と同じ赤2号とクリーム4号の2色塗から「アカガエル」と呼ばれて親しまれていました。 長野電鉄長野線の長野駅~善光寺下駅が地…

長電バスの日野レインボー

長電バスといえば日野のヘビーユーザーで、かつてよりたくさんの車両を導入していますが、りんご色を纏ったスケルトンボディの日野車といえば、やはりレインボーが真っ先に出てくるのかと思います。大型ナローの日野BT11の置き換え用として導入されたのをは…

上田バスの歴代東急車まとめ

信州・上田といえば、世間一般ではサマーウォーズの聖地であることや、上田城・真田幸村に代表される史跡などが有名かと思いますが、我々オタにとっては東急の企業城下町であることが有名(?)なのです。 上田市の近隣にある青木村は、東急のドン・強盗慶太こ…

その後のステンプラ

同時期に登場した5000系が老朽化によって次々と譲渡先から姿を消す中、岳南へ譲渡された1両を除いて未だ譲渡された全車が活躍する、ステンプラこと京王3000系。譲渡されたのは知っていても、一体どの編成のどの車両が譲渡されたのかを詳細にまとめてある試料…

長野電鉄2500系/3500系の旧車番について

ある鉄道事業者から他社へ譲渡された鉄道車両は、JR同士ではない限り大抵の場合は形式並びに車番が変更されたうえで移籍しています。そのため、移籍元ではどのような番号を名乗っていたのか調査するのは、我々鉄道趣味者にとって面白い研究です。 私の育ちの…