昨日は逗子のついでにこちらも見に行ってきました。
桜木町駅南口の近くにあるCIALにある110形蒸気機関車と復元中等客車です。
一昨年の4月からこの地にて保存されているもので、屋内ゆえに非常に美しい状態です。
110形機関車は元々青梅鉄道公園に保存されていたもので、その当時は大宮工場で保存されていたときにボイラーや水タンクなどを切開されてカットモデル化した状態でした。それをこのように復元しているのですが、実際は梅小路のC51形のように外装だけ復元したものとのことです。
それでもここまで綺麗になっていると、元々カットモデルだったことがわからないですね。
水タンクには大宮工場で整備したときに取り付けられたプレートが残されています。
こちらは復元中等客車です。
交通博物館→鉄道博物館に展示されている復元客車は新橋~横浜間の鉄道開業時に用いられたものではないらしく、こちらが正しいものということになるそうです。
足回りは実際の部品を用いて製作されているらしいです。
バッファや連結器は模造品らしく、よく見るとそれであることがわかります。
車内はこんな感じです。
載っているレールは本物の双頭レールが用いられているとのことでした。
模型を用いた機関車や客車の解説コーナーもあります。
謎の機関車・190形や、仮開業時に用いられたとされる錦絵でお馴染みの謎客車の模型もあって、それなりに見応えがありました。
他にも当時の横浜駅を再現した模型の展示もありました。
規模が小さいながらも興味深い展示が面白かったです。