今年の5月は長野電鉄が創立100周年を迎えたという、記念すべき月でありました。折からの新型コロナウイルスの影響で、大きなイベントがないのが残念ですが、新たなグッズや切符類、そして社史などが発売されると思うと楽しみな年になりそうですね!
今回の切符これくしょんは、そんな風潮に便乗(?)し、50年前の創立50周年記念特急券を紹介したいと思います。なお同じく50周年記念の一環で発券された「音の出る特急券」は、既に紹介しておりますので、こちらの記事をご覧ください。
音が出ない通常の特急券は2種類発券され、左が1次、右が2次のものになります。
1次のものは毛筆フォントでかっこいいですねw
特急券はそれぞれ2枚組で、先述の通り毛筆フォントが1次、そうでないのが2次になります。
1次券の方には、表面に開業時の信濃毎日新聞のコピーと、1形蒸気機関車+フホハ1形電車形客車および0系OSカーのイラストが描かれています。裏面には開業時の様子が描かれており、こちらも毛筆フォントで書かれているので、ちょっと読みづらいです…。
2次券の方には、表面に初代1000系とED5000形の写真が貼られているのですが、裏面は初代1000系の方に戦時下の様子、ED5000形に開業時の様子が書かれています。興味がある方は是非読んでみてください。
2021/04/19 追記:スキャンし忘れていた分に関してスキャンしました。
こちらは2000系と0系OSカーが描かれています。当時の長電の看板電車ですね。
今回は以上です。