今回の切符これくしょんは、長野電鉄の上野↔湯田中 直通急行通年運転開始10周年記念特急券を紹介いたします。
国鉄と長野電鉄との間の直通急行は、1961年にキハ57系によって始まったのをきっかけに、信越本線の電化に伴い165/169系に交代しながら、1982年に終了するまで運転されていました。この急行は長野電鉄の社線内の利用に限っては特急扱いとなったため、ボックスシートの急行形とロマンスカー・2000系との間で格差のある、遜色特急状態になりますね…。
とりあえず入れ物から紹介します。
特急券は黄色いシンプルな入れ物に入っています。
特急券は2枚組で、キハ57系で運転開始したものと、165/169系で運転開始した当時のしおりをイメージしたデザインになっています。裏面は直通列車とキハ57系の歴史になっており、信越本線が電化したことで早速お役御免になってしまったことが、遠回しに書かれているのがアレですね…w
現車は空気バネ台車を履いているので乗り心地がいい反面、ディスクブレーキの整備や効き具合がとても大変だったみたいです…。
今回は以上です。