今回の切符これくしょんは、東急が発行した「電車とバスの博物館3号館完成記念乗車券」を紹介します。
電車とバスの博物館は東急が1982年に創立60周年を記念して高津駅高架下に開館したもので、入館料は消費税が増税されてもなお安いのが特徴です(笑)
この乗車券は1991年に3号館が完成したことを記念するものですが、この約10年後に現在の宮崎台駅へ移転しています。
入れ物は東急らしい桃色の高級感のある紙が使われています。
現在では分社化に伴って「東急電鉄」が正式な社名になったため、「東京急行」が懐かしいですね。
乗車券は自由が丘駅からのものが3枚組になっており、表面には写真やイラスト、裏面には館内の案内があります。
しかし、表面の写真の電車で今なお現役なのは8500系と9000系と1000系だけになり、バスはほとんどが鬼籍入りしてしまったと思うと、時代の流れを感じますね…。
バスの写真のうち5Eとエアロスターの109車の一部は、後に上田バスへ移籍していたらしいのですが、当方の物心ついた頃には引退してしまったみたいで…。