久々の切符これくしょんのコーナーですが、今回は「上信越高原国立公園指定30周年記念乗車券」を紹介いたします。
この乗車券は長野電鉄が発行したもので、やはり同社らしい面白い見た目なのが特徴です。まずはいつも通り入れ物からです。
入れ物を開けると長電の電車・バスの路線図と、志賀高原の解説が見開きいっぱいに出てきます。
乗車券本体はこのような感じで、表面は「志賀・草津ルートより志賀高原のシンボル笠岳と木戸池を望む。バスは長野電鉄バス(FD車)」とコメントされた写真が使われています。しかしバスがうっすらと亡霊のように写っていて、一見なんじゃこりゃといった感じです。実はこれ、ホログラムになっていて、券面をパタパタと動かすとバスが走っているようにに見えるのです。
裏面には長野電鉄による志賀高原開発の歴史がまとめられており、1981年に至るまでどのように歩んできたのかが分かります。
今では志賀高原からほぼ撤退してしまった長野電鉄ですが、華やかりし時代の名残として見てみると面白いですね。
今回は以上です。