先日紹介した懐かしのチョロQ“東京電車物語”ですが、発売から5年後に似て非なる続編とも言うべき“電車物語”というものが出ています。
こちらは前作のような入浴剤入りのものではなく、単にチョロQのみが箱に入って売られているもので、ブラインドパッケージなのでどの電車が出るかは買って開けるまでわからないのは前作と同じです。ただこちらはラインナップが2009年現在の首都圏におけるE電の車両なので、E231系やE233系が中心となっています。
またチョロQの形態もスクエアな感じではなく、後ろにコインホルダーが付いたチョロQらしい感じにデフォルメされています。
前置きはさておき、とりあえず見ていきましょう。
E233系は2009年現在の地点で登場していた中央線の0番代、京浜東北線の1000番代、近郊型の3000番代がチョロQになっています。当時は総武緩行線や武蔵野線にも投入する計画があったものの、折からのリーマンショックに端をなす不景気の影響でなかったことになりました。
E531系は上野東京ラインが影も形もない頃だったので、まだこれから増えるとは夢にも思っていなかったのが懐かしいですね。
続いてE231系とE331系です。ハイ、あの京葉線のニートレインのムックことE331系が、なんとチョロQになっています。今は音沙汰のない東京マルイのPRO-Zの発売予定が未遂に終わったので、E331系のおもちゃはコレが唯一と思われます。
E231系に関しては当然のように、山手線の500番代を筆頭に総武線と常磐線の0番代(?)と近郊型の1000番代がチョロQ化されています。
パッケージには最新型の通勤電車とありますが、思い切り国鉄型の205系が入っています。しかも拡幅車体の型をそのまま使用しているため、拡幅車体の205系と209系になっていますw
この頃は南武線で209系の転属による増備や置き換えが進んでいたり、E217系がまだコツ区にいたりと色々ありましたね…。
さて、ここまでざっくりと紹介してきましたが、このチョロQは細部を見るとツッコミどころが満点でして…
お前B901かよぉ(驚愕)
1文字足りないマソ
1文字余計マソ
そして極め付け
その色と見た目でE217系だったのか…(困惑)
とまぁまぁ色々ありますw
まぁモノの造形自体は悪くないので、詰めの甘いとこだけちょっとなぁ…って感じです。
それでもこのチョロQが売られてから今年で10年経つので、その間に色々と変わってしまったことを感じられる懐かしいアイテムとして、お持ちの方は大事にしましょう。