先日の台風19号において千曲川の堤防が決壊し、いつ水没してもおかしくはない状況の中、職員が一丸となって留置中のバス100両を安全な場所へ迅速に避難させ、無事に災難を免れたとしてニュースに取り上げられている長電バスの柳原営業所。
こちらへ2012年の3月に訪問した時の写真が出てきたので、この機に紹介したいと思います。
なお撮影は事務所で許可を得てから行いました。
こちらは朝日自動車経由で東武バスから移籍した、レインボーRJの920号車です。
かつての長電バス自社発注車である前後扉車を近代化したような外見が特徴です。
この頃に発行された長野電鉄屋代線転換関連の資料に、この車両がバス停の設置と訓練運転で走行している写真が載っていたので、それ用に柳原へ貸し出されていたみたいです。
長電バス自社発注の日野車は、車体各部に付けられたバッチがかっこいいですね!
こちらはブルハイの882号車と986号車です。
長電バスは2007年から2010年にかけてブルハイをのべ11両導入しており、低床化と低公害化を同時に推し進めていました。
現在は新ブルーリボンの導入へシフトしており、低公害車は中古車で賄われるものと思います。
こちらは川崎鶴見臨港バスから移籍したブルーリボンの601号車と、自社発注のレインボーHRの145号車です。
この当時、柳原営業所では臨港バスから移籍したブルーリボンがまだまだ幅を利かせており、1両しか在籍していない現在では考えられないほどバリエーションが豊富で面白かったです。
145号車も車体更新前なのが懐かしいですね。
こちらは西東京バスから移籍したレインボーRJの720号車です。
2007年移籍にも関わらずかなり古臭い見た目ですが、これでも93年式のU-規制車だったそうです。
案の定、東武から移籍した車両より先に廃車となってしまいました。
これらは全て川崎鶴見臨港バスから移籍したブルーリボンで、1004号車のみKC-規制車です。
1004号車はハイバックシートを装備した元浜川崎営業所の車両だったみたいですが、数年前に廃車となってしまったそうで…。最近の田舎のバスの代謝も早くなりましたね。
こちらは自社発注のブルハイのうち、最後に導入されたグループのうちの1両に当たる1053号車です。
こちらは給油中の元川崎鶴見臨港バスの594号車です。
こちらは川崎市バスから移籍したブルーリボンの1122号車です。
同時期に移籍した元横浜市営バス9-3656号車の1198号車が廃車になってしまっても、こちらはまだまだ現役だそうです。
この当時は長野市内と屋代線代替バスとの間を行ったり来たりしていましたが、今はどうなんでしょうかね…。
柳原営業所には他にも何度か訪問しているので、またその時の写真もどこかしらで紹介したいと思います。
関連リンク:「浸水時にバス100台を大移動・被害免れた行動とは?」_Yahoo!ニュース11/23 19:34配信より
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-00364630-sbcv-l20