アルピコ交通(川中島バス)びんずる号チョロQ

先日、手元に懐かしいチョロQが2点やってきたので、お目にかけたいと思います。

 

f:id:mc127_100:20230420214812j:image

 

アルピコ交通長野支社が川中島バスだった頃に販売していた、びんずる号のチョロQです。10年くらい前までは長野駅前にある、アルピコの高速バス予約センターなどで購入できたのですが、2023年現在も売られているのでしょうか?

びんずる号とは1999年より長野駅善光寺大門間を結ぶ、善光寺参りのための路線に導入されたラッピングバスで、初代の車両は遠州鉄道(遠鉄バス)より譲受したレインボーRJが充当されました。

チョロQではびんずる号の運行開始時に用意された、40033号車(青色の2号)と40034号車(緑色の1号)がプロトタイプとなっています。これには路面電車を模した装飾が施されており、キャブオーバーバスを模した装飾の2代目とは異なるポイントとなっています。

この後に赤色塗装の40030号車*1びんずる3号*2として追加で投入され、以降は3両体制で活躍したものの、2010年ごろに自社発注のワンステレインボーRJへと代替されて廃車となりました(この先、2023年現在に至るまでの車両の変遷等を記すと長くなるので、今回は割愛させていただきます)。

 

f:id:mc127_100:20230420215428j:image
f:id:mc127_100:20230420215422j:image

 

元の金型はエアロスターKですが、レインボーRJらしくなるようにアレンジされています。現車のいわゆるメトロ窓に装飾されていた点までも再現されていて嬉しいです。

ただし現車の特徴*3であった、3連テールまでは再現されていないようです。また現車の前照灯は角目ライトですが、チョロQでは丸目ライトになっています。

 

f:id:mc127_100:20230420215425j:image

 

手元にあるエアロスターKのチョロQと並べてみました。これらが並んでいるのを見ると、私が子供の頃の長野駅善光寺口バスプールを思い出してしまいます。市街地循環バスぐるりん号のチョロQも、いずれ入手したいと思います。

 

f:id:mc127_100:20230420220046j:image

 

物心ついた頃には初代びんずる号が引退していたため、同型の40552号車の写真でお茶を濁したいと思います()

アルピコ交通には遠鉄バスのレインボーRJがまとまった数で転入していたのですが、2023年現在は全車引退してしまっているため、二度と見ることができません…。時の流れは早いですね。

なお2023年現在ですが、2代目びんずる号も引退が進み、風前の灯となっているようです。こちらもいずれ見に行きたいですね。

 

関連記事:アルピコ交通一般路線車のチョロQ

 

mc127-100.hatenablog.com

*1:これも元遠鉄バスのレインボーRJ

*2:これのみ2代目同様キャブオーバーバスを模した装飾が施されていた

*3:かつての遠鉄バスの特徴でもある