10/21,22 ながのたび

このブログも思い出したように更新していたら、もう今年が終わるまで1ヶ月ちょいになってしまいました。時が経つのは早いですね(定型文)

さて先月の21日と22日は長野へ行ってきたので、その様子を載せたいと思います。

 

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まずは碓氷峠鉄道文化むらへ行きました。

今回のクハ189-506号のヘッドマークは、安定の「あさま」でした。


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EF63形やED42形も安定のかっこよさでした。

当日は晴れていたので、秋晴れの下で保存車の見学ができました。


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お色直しされたキハ35形や、999号のヘッドマークを取り付けたD51形などもよかったです。


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園内周遊列車「アプトくん」は、今回も3950形を模した機関車の時間帯に乗りました。


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文化むらを後にして、次は上田駅から別所温泉駅まで、上田電鉄別所線に乗りました。

今回来たのは1000系1001Fでした。

東急時代のままの姿がいいですね。


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別所温泉では、駅近くの「あいそめの湯」に行ってきました。

 

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別所温泉駅からの上りは1002F「れいんどりーむ号」でした。

車内の乗務員室仕切には、ハラミちゃんたる大物YouTuberのサインがありました。

どうやら別所線再開記念イベントの絡みで書かれたものだそうです。


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上田駅には、こんなタイルがありました。

これまでに廃止された区間に対する無念さを感じます…。

 

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今回の宿泊も「夢ハウスあずさ号」でした。

クハ183-1002号車の車内で寝泊まりすると、実家のような安心感がありました笑

ご飯もとても美味しくてよかったです。


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翌日は長野電鉄の小布施に行き、駅の近くで電車を見ていました。

3000系の出番が多いので、新しい時代の長電を感じました。


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駅の湯田中方で何枚か撮ってみました。

この日は3000系を用いた代走特急が運転されており、充当されたのは営団時代に臨時急行として走った実績があるM5編成でした。

20年ぶりの臨時優等運用であり、地下鉄ファンには嬉しい日でした。


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こちらはお馴染み8500系と2100系です。

8500系は余命宣告がなされてしまったので、無くなる前に楽しみたいですね。


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その後は長野駅まで2100系に乗車しました。

地下区間はまるで総武本線の東京トンネルのような感じで、なかなか面白かったです。

3000系はまだ乗っていないので、次回のお楽しみにしたいと思います。

長野はまた帰省した際にも、ゆっくり遊んでみたいと思います。

9600形9646号機

今回は長野県長野市は豊野支所に保存されている、9600形9646号機を紹介します。

 

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本機は長野市豊野がまだ豊野町だった頃にここへ保存されたもので、今は亡き「長野県保存機関車」というサイトには豊野駅から搬入する様子が掲載されていました。

外観の特徴として、復元されたネジ式連結器とバッファが挙げられますが、これは1972年に鉄道100周年にちなんだ映画の撮影に使用された際の装飾だそうです。9600形9600号機は戦時中に支那方面へと渡ったため、本機を9600号機の代わりとしてナンバーを取り替えて横浜の臨港線で映画の撮影を行ったとのことです。


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最後に整備されてから10年以上経過したこと、令和元年の台風被害で汚損したことなどから、全体的な状態はあまり良くないです。今からでも遅くないので綺麗にしてあげて欲しいところですね。

機関車の脇には腕木式信号機も設置されています。

また後部の連結器は自動連結器ですが、バッファが取り付けられています。


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側には交換された連結器が置いてあります。


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説明板は劣化で読めなくなっていました。

MODEMOの都電に鉄コレ動力を

今月は前の記事で紹介したTOMIX樽見鉄道ハイモ295形のほか、こちらもいじっていましたので、合わせて紹介したいと思います。

 

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MODEMOことハセガワのNT3「東京都電6000形金太郎塗装」とNT45「東京都電7000形更新車標準塗装」です。

かなり前の製品ゆえに腰高の動力が目立つこれらを、鉄コレ動力にスワップすることで、床下機器以外をリアルな見た目にしてみました。

不動産と化してしまったMODEMO路面電車シリーズ*1をお持ちの方は、ぜひ試してみてください。

ただしメーカ非推奨の強引な方法なので、手を加えたくない方や破損が怖い方にはおすすめできません。

 

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7000形更新車を例にすると、こんな感じです。

純正の動力ユニットを取り外し、前面窓抑えも撤去してから、窓ガラスの下の余白をニッパーで切り取ります。そこへ鉄コレ動力のTM-TR01にスペーサーLを取り付け、軸距を最大限まで引き伸ばしたものを、両面テープを用いて固定します。

この動力は小型車両向けゆえにオモリをたくさん積めないため、走行や集電が不安定になりがちです。対策として付随台車側の余った場所に、適当な大きさのナットをGクリアで接着し、ある程度はオモリで抑えるようにしました。

台車と床下機器のパーツは、取り付け前に再塗装して、違和感のないグレーにしてあります。

 

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車高が下がったおかげで、現行品や鉄コレなどと並べて遜色がない感じにはできたと思います。

なおこれらは動力のスワップのほか、戸当ゴムやスピーカーなどへ色差しを行い、少しメリハリのある感じにしてみました。

 

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続いて6000形は動力ユニットを外してから、窓ガラスの余白を切り取るほか、尾灯パーツの車内側にある出っ張りも切り取る必要がありました。

新しい動力は7000形と同じTM-TR01を使用していて、軸距は製品そのままで問題ありません。スペーサーはMを使いますが、付属の大きいウエイトが入らないので、一部を切り取ってウエイトを入れてから取り付けています。しかし屋根裏にあるガラス抑えの突起と動力ユニットの上部が干渉したため、それを撤去してからガラスをGクリアで接着したところへ、動力ユニットを入れました。

こちらも台車と床下機器は塗装してありますが、写真の6152号車は動力ユニット付属のD-10形ではなくD-16形へと交換されているため、予めそれらしく加工したものを塗装して取り付けました。余白にナットを固定して補重してるのも同じです。

 

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出来上がるとこんな感じです。

ビューゲルはトラムウェイ製のものへと交換したため、畳むことができるようになりました。その引き紐は手芸用の糸を軽く接着することで、それらしく見えるようにしました。

これは6152号車ということで、先述の台車にも注目していただけると嬉しいです。

 

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最後にこれらが元々付けていた動力ユニットと、スワップ後の車体とを比較してみました。

いずれも床板の底面が窓の下あたりに来ているので、元々の車高はえらく高かったことが伺えます。

また6000形は初期の製品ということもあり、床板が「へ」の字状にひん曲がっています*2。これでは経年劣化などで走行にも悪影響が生じてしまうことも考えられるため、鉄コレ動力へと交換して悪いことはないのかもしれません*3

鉄道模型は走らせてナンボのものですから、リアルな見た目を作りつつも走行性能を向上させるというのも課題なのかなと思いました。

 

2023/09/24 追記:MODEMO製品にポン付けできる他社製品として、GMのPT71形シングルアームパンタがあり、これは玉電300系であれば可能です。

もしMODEMO玉電300系のパンタをうっかり破損させてしまった場合は、それを買って取り付けましょう。

 

関連記事

 

mc127-100.hatenablog.com

*1:ただし名鉄モ510/520や京福電鉄(嵐電)、玉電旧型車、江ノ電玉電などの連節車は除く。嵐電に関しては過去記事を参照されたい

*2:ペラペラで薄いプラ製の床板上にて、スプリングウォームで動力の伝達を行う構造上、致し方ないらしい

*3:もっとも製品オリジナルの状態であることが重要な価値を占める、コレクター目的で集めている方に関しては、鉄コレ動力へのスワップはオススメできない

TOMIX 樽見鉄道ハイモ295-315号車 首都圏色タイプ

先日、中古店で安価で売られていたTOMIX 2617 樽見鉄道ハイモ295-315号車を購入し、かねてより思案していたことを実行しました。

それがこちらです。

 

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流れ作業で行ったため、加工途中の写真は撮影していません笑

2023年7月より首都圏色(タラコ色)に塗装された同車を、出来る限り再現してみました。

まずはIPAで塗装を剥離し、下地の塗装を行ってから、鉄道カラーの朱色4号*1を塗装しました。

屋根も同様に下地のグレーを吹いてから、屋根肩に朱色4号を塗装しました。

表記類は手元にある使えそうなものを貼っただけなので、車椅子マークとベビーカーマーク、ワンマンサボ以外は不完全です。社紋や形式に使えるものがないので、要検討ですね。

床下機器は現車と同様に塗り分けてみたいものです。

 

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こんな感じで簡単に仕上げてみました。

単色塗装ゆえに、そこまでこだわったところはありません。お持ちの方はぜひチャレンジしてみてください。

この写真の奥側は過去に作った、くま川鉄道KT-100形タイプです。方や富士重、方や新潟鐵工所製のレールバスですが、どちらも軽快な感じがいいですね。

*1:厳密には朱色5号であるが、この方が色調が近いため採用

川崎製鉄NUS5号機

先日は千葉公園に保存されている、川崎製鉄のNUS5号機を見に行ってきたので、こちらで紹介したいと思います。

 

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園内のかなり奥の方に置いてあるので、千葉駅や千葉公園駅から行くとえらい大変でした。

ご覧の通り、ホーム付の上屋の下で保存されています。


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本機はこのようなCタンクで、模型ならちょっとしたレイアウトで走らせるのにピッタリな佇まいです。

残念ながら前照灯のレンズを紛失しているのが目立ちます。


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連結器は通常の柴田式自動連結器の下に、ウィリソン式連結器を装備しており、製鉄所構内の専用線で使用された経歴を物語っています。


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正面からはこんな感じです。


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運転台側はこんな感じです。

階段があるので、中を見学できました。


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その後ろには説明板が設置されています。


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この千葉公園はかつて鉄道連隊の演習場だったため、架橋訓練用の橋脚やトンネルが残されています。

このうちトンネルのあるところは工事中だったため、近くから見学できませんでした。

青梅鉄道公園の保存車

本日は改装のための閉園が予定されている、青梅鉄道公園へ保存車を見に行ってきました。

 

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青梅鉄道公園は1962年に我国の鉄道開業90周年を記念して開園したもので、その名の通り入園料無料の「鉄道公園」として、地域の憩いの場となっていました。

そのため記念館はいわゆる「国鉄建築」の詰所風の建物だったり、園内には当時の国鉄総裁である十河信二*1の名前が記された石碑があったりします。

その後は微妙な展示物の変化を経て、1997年に展示物の整備を行った際に、入園料として100円を徴収するようになり、現在へと至っています。

当園の展示車両は開園時期が時期だけに、旧型の蒸気機関車が多く、古典機オタにとっては必見の場所でもあります。開園当初はスイスから輸入した電気機関車のED54形や、我国初期の電気式内燃機関車であるDD10形なども展示する予定だったそうですが、これらは残念ながら大宮工場で解体処分されてしまっています。

以下はそれら貴重な古典機のコレクションです。

 

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2120形2212号機

B6の名称で親しまれる、明治期の大型タンク機関車です。主に勾配路線で使用され、長野県内でも篠ノ井線などで使用されていたそうです。一部は専用線や炭鉱鉄道へと払い下げられているので、それらの個体も有名ですね。その中の1両には大井川鐵道を経て日本大学で保存されている、2109号機もあります。

Nゲージ鉄道模型でも、今は無き河合商会が製品化していたのが有名です。


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5500形5540号機

明治期の急行用テンダー機関車です。同型車が東武鉄道に多数在籍しており、現在も東武博物館にて保存されています。

同形式は、5500号機が交通博物館の展示候補になっていたものの、戦時下の金属供出の一環で解体されてしまったため、これが唯一の生き残りです。


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8620形8620号機

大正期の名機・8620形のトップナンバー車です。

急行旅客用として製造されたため、スマートな見た目が特徴的です。現在も梅小路の8630号機や、九州会社の58654号機が動態保存されていることで有名ですね。


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9600形9608号機

これもまた大正期の名機・9600形です。

貨物用として製造され、重厚な見た目が特徴です。戦時中に200両以上が中国の華中鉄道などへ供出され、その中にトップナンバーの9600号機が含まれていたため、これが国内に現存する中で一番番号が若い個体になります。

武士道機関車と呼ばれるように、足回りが左先行になっているのも本形式の特徴ですが、静態保存だとイマイチ分かりにくいですね()


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C11形C11 1号機

国鉄のタンク機関車では、一番多く動態保存されているものです。

ここではトップナンバーの1号機が保存展示されています。


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D51D51 452号機

デコイチことD51蒸気機関車です。

452号機はいわゆる標準型ですが、煙突に後藤式集煙装置を備えており、現存する中では珍しい個体です。

なおここにはかつて、食堂車のスシ28 102号車が食堂として置かれていたとのことですが、その後本機がここへ搬入されたことで場所を移動したのち、老朽化により解体されたことで、物議を醸したそうです。


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E10形

奥羽本線板谷峠を電化するまでの繋ぎとして導入された、大型タンク機関車です。最近YouTubeなどで乱発しているインチキ迷列車動画では、よくキャブフォワード式と言われていますが、炭庫と水槽が運転台よりも前にあるため、正確には異なります*2

急曲線に対応するためのフランジレス動輪が見どころです。なお本機は板谷峠の電化後に篠ノ井線の冠城越えへ転用する計画もあったとのことですが、結局は肥薩線矢岳越えへ転用されたのち、北陸本線を転々としていました。

 

続いて電気機関車や電車です。

 

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ED16形ED16 1号機

1930年代初頭に行われた中央本線上越線の電化開業に合わせ、勾配線区向けの貨物用電気機関車として製造されました。EF52形を元にD形機へ設計変更がなされたほか、勾配線区で使用するための改良がなされています。

本形式は1970年代以降は全機が立川機関区へと集結し、青梅線南武線の貨物列車に用いられたため、当地にゆかりのある機関車です。廃車後は本機の他に10号機と15号機がそれぞれ大宮工場と山梨県南アルプス市役所若草支所に保存されていましたが、いずれも2015年以降に解体されてしまったため、2023年現在において、現存するのはこの車のみです。

 

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記念館の2階からは屋根周りが見学できます。


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40系クモハ40形クモハ40054号車

関西地区の通勤輸送用として登場した、40系電車の両運転台車が、このクモハ40形です。のちにホームの延伸が整った線区が増えたことから、関東地区にも新製や転属などで配置されるようにもなりました。

このクモハ40054号車は後年の改造で運転台側の窓がHゴムになったため、正直ちと不恰好です*3

また近年行われた整備の際に屋根上の配管やランボードなどを一切撤去したため、更に原型を損ねるという改悪もされてしまいました。まぁ博物館ではなく、鉄道公園の置物なので致し方ないのでしょうけれども…。

 

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こちらは2018年に訪問したときのものです。

このときは屋根周りが改悪される前でした。

民営化後もイベント用に使用されていたため、ATS-Pに対応しており、車内にその筐体が設置されたままでした。


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0系新幹線電車22-75号車

かの有名な0系新幹線電車の上り方の制御電動車が、この22形です。搬入当初は台車以外の走行機器が欠損している状態であったらしいのですが、現在は屋根にパンタグラフが設置されています。また一時期は東北新幹線の200系をイメージした緑色に塗装されていたのも有名ですね。

 

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床下はこのように何もありません。

機器類を取り外した際に切断した電線が残されています。


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0系新幹線が展示されているところを見ると、土止めの囲いに古レールが使われていました。

 

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園内には腕木式信号機と4灯式信号機も置いてあります。

どちらも停止現示の状態での展示です。

 

以下、記念館内部のあれこれです。


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16番鉄道模型レイアウトの近くには「JR特急ヘッドマークいま・むかし」と題された展示がありますが、2023年8月現在これらは既に過去帳入りしています…。


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こちらは鉄道総研にあったらしい、模型を使った車両の試験装置だそうです。


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2階には園内の変遷や、かつてのパンフレットが展示されていました。


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201系電車の運転台も設置されており、マスコンとブレーキをガチャガチャ動かせます。


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外の券売所の壁には、どこかで見たことのあるキャラクターが貼ってありました。

 

青梅鉄道公園は今月末で一度閉園し、2025年にリニューアルオープンする予定で改装へ着手すると発表されています。

改装によって中央線や青梅線の歴史に触れる展示内容へと変化するほか、車両の「見直し」や追加がなされる予定です。この「見直し」によって撤去される車両が出るのでは⁇と危惧する声もありますが、果たしてどうなるか楽しみなところですね。

*1:国鉄御自慢の十河総裁その人である

*2:キャブフォワードとは、名前の通り運転台が炭庫やボイラーよりも前に来ている形態ゆえに、E10形では誤りである。つまるところは「炭庫側が前向きのタンク機関車」という言い方や解釈が正しい。

*3:走ルンです的には、相武台実験やマリ区の職員輸送車として活躍した、クモハ40030号車のような、どちらも原型の木枠を保つスタイルの方が好みである

SP Doll 鉄道むすめ上田れむ

一昨日銀座NAGANOで開催された、信州の私鉄・3セク鉄道4社共同のグッズ即売会にて、新商品として発売されていた「SP Doll」の上田れむを紹介したいと思います。

 

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SP Dollとは、その辺の観光地の土産物店で売られているコスチュームキューピーのノウハウを元に、完全手作業による組立を行なったドールとして、温泉むすめシリーズなどで展開されているものだそうです。どおりで見た目がキューピー人形っぽい感じなわけです。

今回のしなの鉄道鉄道むすめ「上田れむ」が、鉄道むすめとして初のSP Dollだそうで、公式Twitterなどでも多々宣伝がなされていました。

ご覧のように筒状のパッケージに入って売られています。

 

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取り出すとこんな感じです。

横に置いてあるTOMIXしなの鉄道115系1000代は比較用です。

SR1系100代を模した色のアクリル台座と、同形式のアクリルマスコットが付属しており、人形自体は透明な粘着剤で固定されています。この粘着剤は柔らかめの材質なので、保管状態によっては箱の中で前のめりになってしまいますが、簡単に修正できます。

 

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側面や後部はこの通りです。

駅務係兼SR1系の客室乗務員なのに115系1000代しかないんかい、という点は多めに見てください…(笑)

やはり髪や服の造形に、コスチュームキューピーに近いものを感じますね。

 

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頭部は左右に回せるため、このように任意の向きでディスプレイできます。

蛇足ですがSR1系自体はTOMIX製品を購入する予定なので、入手次第一緒に写真を撮ってここに載せたいと思います。というか3本中1本にしか動力がないので、あとの2本の動力をどうするか思案中です…公式はカタログに載っている分以外の部品は売ってくれないらしいので、部品取り用のE129系を買わないとダメなのかもしれないのでしょうかね。

また来年2月にようやく115系1000代の2連が発売されるので、そちらも合わせて楽しみたいところですね。