箱根行き

昨日は前々から行きたかった箱根へ行く機会ができたので、ちょいと足を伸ばしてみました。

 

f:id:mc127_100:20211205001747j:image

 

まずは小田急50000形VSE車の「スーパーはこね」で新宿から箱根湯本へ行きました。

快適な車内で駅弁をつまんだり景色に見とれたりしていたら、あっという間に小田原だったのでびっくりしてしまいました(笑)

 

f:id:mc127_100:20211204234241j:image

 

今年の3月に車販が終了したことで、閉鎖されたままの売店が切なかったです。

車販限定の弁当やお茶を味わいながらの旅がしたかったのですが……

 

f:id:mc127_100:20211204234337j:image

 

箱根湯本から強羅までは、箱根登山鉄道の最新鋭・3000形アレグラ号のモハ3003号に乗りました。

後ろに2000形サンモリッツ号のモハ2003号+モハ2004号がくっついていたので、こちらが先頭のときは後ろから押されてる感が半端なかったです(笑)

それでも開放的で明るい車内から見る箱根の山々はとても美しく、あっという間の乗車でした。

 

f:id:mc127_100:20211204234928j:image

 

途中の駅ではモハ1形とモハ2形の旧型車3連と離合しました。

また行く機会があればこちらも乗ってみたいです。

 

f:id:mc127_100:20211204234548j:image
f:id:mc127_100:20211204234545j:image

 

後ろにくっついていた2000形サンモリッツ号のモハ2003号+モハ2004号ですが、アレグラ号に合わせた塗装でイメチェンしているのですね…。個人的にサンモリッツ号は登場時のHiSEカラーの方が似合ってて好きです(老害並感)


f:id:mc127_100:20211204234542j:image

 

側線には電動貨車のモニ1形がいました。

無機質で厳しい外観がかっこいいですね。

一度走行シーンを見たいものです。

 

f:id:mc127_100:20211204235325j:image
f:id:mc127_100:20211204235322j:image

 

その後箱根登山バスのレインボーでラリック美術館へ行ったのですが、お目当てのオリエント急行のプルマン食堂車を用いたカフェは午前中で予約が瞬殺だったらしく、行くことができませんでした…。

 

f:id:mc127_100:20211204235526j:image

 

その後箱根登山バスで塔ノ沢まで行き、日帰り温泉施設の箱根湯寮に行ってみました。

こちらはその道中で撮影した早川の風景で、紅葉の色付く渓谷が美しかったです。


f:id:mc127_100:20211204235523j:image
f:id:mc127_100:20211204235518j:image
f:id:mc127_100:20211204235510j:image

 

箱根湯寮では貸切温泉に行ったのですが、雄大な箱根の空の下で伸び伸びとしていて居心地が良かったです。

お風呂に入ってからしばらく個室でスヤァ…と寝落ちできるのも貸切ならではで嬉しかったです。

写真は夕食としていただいた季節の御前セットですが、この時期ならではの箱根の山の幸や神奈川の海の幸などがお得に味わえて最高でした。特にヤマメの塩焼きやタイの炊き込みご飯が絶品でしたので、箱根湯寮へお出かけになった際は是非食べてみてください!


f:id:mc127_100:20211204235513j:image
f:id:mc127_100:20211204235515j:image
f:id:mc127_100:20211204235520j:image

 

帰りに箱根湯本駅に行くと、なんとモハ1形+モハ2形の3連が発車待ちをしていました。

近代的な駅舎にクラシカルな車体が映えますね。

朱色とグレーのロマンスカーカラーもカッコいいですが、モハ1形の106号車は昔の塗装をイメージした青と黄色のツートンカラーが爽やかで素敵ですね。

今回の旅行は日帰りゆえにやや駆け足で巡りましたので、また行く機会があれば一泊くらいして色々とゆっくり見て回りたいと思いました。

ゆけむりリニューアル大作戦

タイトルが某デレマスの信州な大作戦少女っぽいですが、ほんへとは関係ありません()

私が所有するNゲージ車両の中でも結構走らせる頻度が高かったTOMIX長野電鉄1000系「ゆけむり」。

 

f:id:mc127_100:20211203205447j:image

 

実物通りS1編成とS2編成の2本を所有しており、うちS1編成は初回ロット製品を新動力化と白色LED化したもの、S2編成は2次ロット製品そのままのものです。

特にS1編成は私が大学に入学してすぐの頃に中古で購入し、学祭やサークルの対外活動などで頻繁に走らせていたことから、車輪に拭いても取れない汚れなどが付着していました。

そこでこの際、リフレッシュして綺麗にすることにしました。

 

f:id:mc127_100:20211203205945j:image

 

今回の作業のために購入したものです。

初回ロットと2次ロットは旧集電システムを採用していることから、それに対応した車輪を用意しました。黒染にしたのは2100系「スノーモンキー」に合わせたためです。

モーターはM-9モーターだと、いつ故障するか分からず不安定なため、思い切ってM-13モーターを奢ることにしました。

 

f:id:mc127_100:20211203210207j:image

 

そしてこちらは完成した様子です。

モーターを組み込んでから撮影したため、車輪の様子しかわからないのが恐縮ですが…。

このおかげで従来よりもスムーズに走行するとともに、前照灯と尾灯も改めてしっかりと点灯するようになりました。外したM-9モーターは予備部品としてストックすることにしました。

 

f:id:mc127_100:20211203210715j:image

 

これにて元気に復活した2本のゆけむり。

これからもたくさん走らせて楽しみたいと思います。

なお今回はスノーモンキーについてもM-9モーターからM-13モーターへと交換してみました。

実物はどちらも特急形ゆえにスローリーなスタートなので、心なしか走りもリアルになったのかなと思います。

上田電鉄千曲川橋梁の記念乗車券

今回の切符これくしょんは、上田電鉄千曲川橋梁に関するものをいくつか紹介したいと思います。

千曲川橋梁は別所線の上田~城下間に架橋されているもので、いわゆる「赤い鉄橋」として有名なものです。2019年10月の台風で落橋してしまい、しばらくは不通になってしまったものの、今年の3月に完全に復旧し現在に至っています。

 

まずは「千曲川橋梁建設75周年記念乗車券」をご覧ください。

 

f:id:mc127_100:20211129161432j:plain

f:id:mc127_100:20211129161440j:plain

 

こちらは上田交通時代に発券されたもので、ブックレット型の台紙に入場券と乗車券の計3枚が収められています。

車両は当時の主力・7200系と、かつての主力「丸窓電車」こと5250形と東横キハ1形がルーツのクハ270形の写真が使われています。

台紙には設計図が使われているが面白いですね。

 

続いて「ありがとう別所線代行バス」記念乗車券をご覧ください。

 

f:id:mc127_100:20211129161833j:plain

f:id:mc127_100:20211129161841j:plain

 

こちらは現在在庫が少なくなっているとのことなので、購入を検討されている方は早めの凸をおすすめします。

写真は城下駅で撮影された電車とバスが使われており、いずれも元東急の車両になっています。

写っているバス車両の詳細は次の過去記事をご覧頂けたらと思います。

 

mc127-100.hatenablog.com

 

最後に「令和3年3月3日 3並び記念乗車券」をご覧ください。

 

f:id:mc127_100:20211129162213j:plain

f:id:mc127_100:20211129162224j:plain

 

今年の3月に発売されたものなので、記憶に新しいものと思います。

デザインは2種類が存在し、八木沢まいと桜があります。この八木沢まいのイラストはLINEスタンプで用いられているものと同じものが使われているみたいです。

上田電鉄の記念券は他にもいろいろあるので、これからも紹介していきたいと思います。

鉄道コレクション 長野電鉄0系OSカー

仲間内の運転会が終わったので手持ちの模型をちまちま整備しているのですが、その中からこちらを紹介したいと思います。

 

f:id:mc127_100:20211118220450j:image

 

鉄コレこと鉄道コレクションの第18弾で製品化された、長野電鉄の0系OSカーです。

1966年に通勤通学客の利用が逼迫していた同社長野線を改善すべく製造された通勤型電車で、「猛々しい」と形容されるFRP製のフロントマスクが今も近代的でカッコいいですね。

この車両に関する詳細な説明をまとめた記事は目下執筆中なので、完成をお待ちいただけたらと思います。

模型では、ほぼ登場時の姿のOS1編成が製品化されました。

 

f:id:mc127_100:20211118221058j:image

 

模型は登場時の姿であるにも関わらず、モハ0のジャンパ線受けが省略されているため、KATOのassyパーツからそれらしいのを選んで赤2号で塗装してから取り付けました。前面の貫通ホロはGreenMaxの「貫通ホロ 角形グレー」を取り付けてから、ホロ枠を実物同様に赤で塗装しています。

なお登場時には乗務員室の後ろの窓に通票のプロテクタが付いているのですが、取り付けが面倒なので製品のそのままに省略してしまいました(笑)

沓ズリは好みで銀色のインレタを貼ったのですが、剥がれかけているので剥がしてしまおうかと思います()

台車は元々ジャンクで買ったことから動力車用の台車枠が付属していなかったことで、西武電車のFS372を履かせていますが、これはこれで似合ってるのでそのままにしています。

窓枠はGMカラーのセイジクリームで塗装すると良いらしいのですが、面倒なので放置してしまっております…。いずれは再塗装して整えてあげたいところです。

 

f:id:mc127_100:20211118221924j:image

 

クハ50の屋根には無線アンテナを取り付けました。屋根に無線アンテナが付いたのは長野線の地下化前後なので、これはこれでインチキ仕様ですが、特に気にせず遊んでいます。

モハ0のアンテナは使えそうなものが皆無なので、取り付けずにそのままにしています。

 

f:id:mc127_100:20211118222208j:image

 

OSカーといえば朝ラッシュ時の4連運用の印象が強いので、TNカプラーを取り付けられるようスカートを加工しました。

また方向幕もGreenMaxのステッカーを用いて片方を湯田中、もう片方を木島にすることで、予定されていた分割併合運転計画を再現しました。

 

製品そのままもカッコいいのですが、皆様も是非色々と手を加えて遊んでみてください。

LEcar運転開始記念乗車券

今回の切符これくしょんは「LEcar運転開始記念乗車券」を紹介いたします。

LE-CARとは1980年代に富士重工業が閑散線区向けに製造したレールバスで、当時製造されていた15型バス車両の部品を最大限に活用した2軸の小型車両です。

これを試作車の試運転を経て最初に営業運転に投入したのは名鉄というのは結構有名な話かと思いますが、今回紹介するのはその営業運転開始を記念したものになります。

 

f:id:mc127_100:20211129155648j:plain

f:id:mc127_100:20211129155658j:plain

 

乗車券はペラペラの台紙に2枚付属するもので、営業を開始した八百津線のものになります。

裏面には図面と諸元や解説が載っています。

 

これらレールバスはバスそのままの構造に起因する諸問題や、2軸車特有の問題などから早期に淘汰されたり、路線そのものの廃止によって廃車されたりするものがのちに続出していますね…。今では保存車でしか見ることができません。

大井川鐡道「いずも号」の記念乗車券

今回の切符これくしょんは大井川鉄道のいずも号と呼ばれるドイツ・コッペル社製の機関車にまつわる記念乗車券を紹介いたします。

この機関車は大正10年に一畑軽便鉄道*1が発注したものとされるもので、一畑での廃車後は住友セメント七尾工場の専用線で使用されていたとのことです。その後倉庫内で分解された状態で発見されたらしく、さらに様々なところを転々としたのちに現在の大井川鐡道に落ち着きました。

2021年現在は新金谷駅併設のプラザロコにて静態保存されていますが、この記念乗車券が発券された当時は動態保存されていたそうです。

 

まずは大井川鐡道に入線したことを記念する「まぼろしのSL(コッペル)入線記念乗車券」をご覧ください。

 

f:id:mc127_100:20211129151909j:plain

f:id:mc127_100:20211129151918j:plain

f:id:mc127_100:20211129151940j:plain

 

入れ物はいずも号の面縦写真が使われたモノクロ印刷のものに入っています。

記念券は4枚入りで、うち2枚は井川線の乗車券、あとの2枚はそれぞれSL急行券と入場券になっています。

表面には入線当時の貴重な写真、裏面には来歴が記されています。

 

続いて「まぼろしのSL(いずも)命名記念乗車券をご覧ください。

 

f:id:mc127_100:20211129151957j:plain

f:id:mc127_100:20211129152027j:plain

f:id:mc127_100:20211129152039j:plain

f:id:mc127_100:20211129152054j:plain

f:id:mc127_100:20211129152102j:plain

 

入れ物は桃色地のもので、左下にスイス・ブリエンツロートホルン鉄道と姉妹鉄道提携を結んだことを記念する印が入っています。

記念券は6枚組でうち4枚が本線の乗車券、あとの2枚はそれぞれ井川線の乗車券と入場券になっています。

やはりこちらにも貴重な写真が用いられており、オハフ33形をけん引して大代川側線での試運転や、貨物列車の最後尾に連結されて千頭駅へ回送される様子などが写されています。

またこちらの裏面にも来歴が記されているので、興味がある方はひとつ前のものと合わせて読んでみてください。

 

今回は以上です。

*1:現在の一畑電車

蒸気機関車文化財指定記念乗車券

今回の切符これくしょんは「蒸気機関車文化財指定記念乗車券」を紹介いたします。

こちらは小湊鐡道五井機関区の構内で保存されている3両の蒸気機関車文化財として指定されたことを記念するものです。現在も同地で大切に保存されていることは皆様がご存知の通りかと思います。

 

f:id:mc127_100:20211128161904j:plain

f:id:mc127_100:20211128161914j:plain

 

入れ物は黄色に黒の印刷がなされているもので、表面に機関車のプレート、裏面に路線図と簡単な年表が描かれています。

 

f:id:mc127_100:20211128162039j:plain

f:id:mc127_100:20211128162047j:plain

 

乗車券は3枚組で、それぞれに機関車の写真や諸元が描かれています。

これら機関車は3両が保存されていますが、ボールドウィン製の機関車は2号機のみ紹介されています。現在は見学ができない状態ですが、また再公開できる日が来るといいですね…。

 

関連記事:五井機関区に保存されている機関車の様子です。

 

mc127-100.hatenablog.com