クハ183-1002「夢ハウスあずさ号」

一昨日の夜はこちらのお世話になっておりましたので、紹介させていただきます。

ご存知の通り、酷鉄もとい国鉄が産んだ残念特急こと183系1000番代の先頭車であるクハ183-1002は、信州・上田にある民宿「夢ハウスあずさ号」として活用されており、車内に宿泊することができます。

 

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建物内いっぱいに収められているため写真を撮るのが大変ですが、現役当時の雰囲気を保ったままの保存です。電気系統やエア系統はお客として訪れる2-2-2の中の人によって修理がなされたため、現役当時のまま動作します。

車内は畳敷きに改装され、一部の椅子が撤去されていますが、座席背面にテーブルがなく微妙にリクライニングする懐かしの簡易リクライニングシートが楽しめるのがいいですね。

 

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宿泊すると運転台に自由に出入りできたり、機器の操作ができたりするので、コレが結構面白かったです。

さりげなく置いてある過渡の183系は、撮影用に持ち込んだ筆者の私物です(w

 

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夕食にはマスターとその奥様謹製の手打ち十割蕎麦や天ぷら、釜飯、さらにはピザまでと、至れり尽くせりの豪華メニューでした。

やはりプロの元で修行されたことだけあって、どれも本格的で美味しかったです。コレを食べるためだけに訪れるのも悪くないと思います。

 

以上駆け足で紹介させて頂きました。

ご覧の皆様も是非訪れてみては如何でしょうか…?

MODEMOの嵐電に鉄コレ動力を…!

こん○○わ。相変わらず過労と鬱で記事を書くずくがない走ルンですでございます。

今回は先日からちまちまいじっているものを紹介したいと思います。それがこちらです。

 

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ご覧の通り、MODEMOから発売されていた京福(嵐電)モボ101形とモボ621形です。発売から今年で10年以上経つのですが、このたび秋ポポやらヤフオクで格安のジャンクとして何両か入手しました。

車体の造形は素晴らしいのですが、いかんせん走行性能がイマイチなMODEMOの動力故に、今後とも末長く遊ぶにはちょっと物足りなさを感じます…。

そこで思い切って鉄コレの動力へ換装することにしました。

なお作例では動力の換装のほか、屋根の塗装やアンテナ・パンタグラフ等の交換も行なっております。

 

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使用したのは14m級AことTM-21と、14m級CことTM-22です。

スカートとカプラーは元の動力から床板ごとカットしてから車体に接着しています。そのため鉄コレ動力も一部をカットしてから取り付けています。もちろんそのままでは車体と動力との間に隙間があるので、動力の側面にt0.5のプラ板を接着してから両面テープで車体へ固定しました。鉄コレ動力も比較的大柄であるため、元々付いていたライトユニットは干渉してしまうことから、やむを得ず取り外しました。

床下機器は元々付いていたものを外してから取り付けておりますが、支那製の接着剤で強固にくっついているので破損に注意する必要があります…。

本来であれば路面電車ゆえにφ4の車輪へ交換したいところですが、鉄コレ動力に使えるものが皆無なので、仕方なく元々付いてるφ5.6の車輪で我慢します…。また台車は付属のものを適当に塗ってから取り付けたため、現車とは大幅に異なります。

 

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こうして見ると、ちょっとイメージは異なるものの、とりあえずは安定して走るようになったので、走らせるのが楽しみになりました。

京都っぽい路モジでも作って遊ぶと更に楽しそうですね。

 

2024/03/17 追記

画像を綺麗なものへと差し替えました。

TOMIX しなの鉄道169系S54編成

先日は仕事帰りに秋犬へ寄ってみると、ジャンクコーナーに6000円強でこちらが置いてあるのを発見してしまい、即購入しました((w


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TOMIXしなの鉄道169系ですが、車番を見ると-13とありました…。誰かが手を加えたから安かったのかと思いきや、実は過去に発売された限定品のしなのサンライズ号セットのものでした。

限定品のため、塗装も実車を模したかなり力の入ったものになっています。


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ウチに帰ったら早速加工です。

カプラーを現行のコイルバネのものへ交換し、KATOのジャンパ線を取り付けました。ただし形状が169系で使用しているものと大幅に異なるので、後日ちゃんとしたものを調達しようと思います。

写真はありませんが、トイレ窓を白くしたり優先席ステッカーを貼ったりといった当然の加工もしています。


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手元にある115系と並べてみました。

169系は急行型かつアコモ改善車なので、とても乗り心地が良かったのを今も思い出します…

来月はレイルガーデンでの運転会も控えているので、そこで思い切り走らせたいと思います。

その後の都営三田線

お久しぶりです。仕事が多忙だったのと鬱がひどくなってしまったのとで、ひと月ほど放置してしまいました…。今回は結構前に投稿した京王3000系の編成毎の動向についてまとめたものの続きです。ネタにするのは先代の三田線車両だった都営6000形です。

都営6000形は1968年の三田線開業と同時に登場した車両で、翌年には鉄道友の会よりローレル賞を受賞しています。廃車は1990年から始まったものの、一度は更新して継続使用が見込まれたため廃車が撤回されました。しかし検討の結果として結局は6300形で置き換えた方が割安ということで、1999年から廃車が再開されています。それでも廃車になった地点で登場からまだ20数年しか経っていないため、一部は他の鉄道事業者へ譲渡されることになりました。

…ということを踏まえ、廃車後の都営6000形はどの編成のどの車両がどこへ譲渡されたのか、次のようにまとめてみました。

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表はクリックで拡大できます。

6000形は最後まで残っていたものの殆どがインドネシアへ譲渡されたため、編成ごと譲渡されたものが8本、中間車のみ譲渡されたものが7本存在します。そのうち19Fと24~26Fは先頭車と一部の中間車が秩父へ譲渡されているので、インドネシアには中間車1ユニットと半端な3両が譲渡されたことになります。現地では最初のうちはある程度整った編成で使われていたものの、末期は1ユニットあるいは1両ごとバラバラに組み替えられていたため、かなりゴチャゴチャした編成になっていましたね…。

熊電には非冷房車の10Fと11Fのほか、冷改車の21F~23Fが譲渡されています。当初は都営5000形の譲渡を希望していたらしいのですが、車体は大きくても新しい6000形に変更したものと思います。現地では百の位と十の位で編成番号を表す都営方式ではなく、熊電オリジナルの称号で呼ばれており、冷改車を6200形として非冷房車と区別しています。なお非冷房車は入線にあたって西鉄産業(現、西鉄テクノサービス)にて冷房化がなされた上で搬入されています。また直流1500Vから600Vへ降圧するに当たり回路等はそのままにしているらしく、地下鉄特有の加速の良さは発揮できずにいます。

秩父には冷改車の19Fと24~26Fのほか、部品取りとして志村検車区内で入換車として使われていた14Fの先頭車が譲渡されています。このうち26Fは事故廃車となり、その後部品取りになっています。

以上の他は、消防学校に05Fの6051、佐倉草ぶえの丘に14Fの中間車が置いてあります。

こうざっくり見ると、殆どインドネシアへ譲渡されたとはいえ、ほとんどの車両が第2の職場を得ている当たり、京王3000系に似たものがありますね…。

バスコレ28弾より アルピコ交通日野ブルーリボンHIMR

今月は待ちに待ったバスコレこと、バスコレクション第28弾が発売されました。

やはり信州育ちの私にとって、このアイテムが一番欲しかったと言っても過言ではありません…!

 

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かつての上高地名物、日野ブルーリボンHIMRです。

真っ白なボディにカラフルなストライプをあしらったアルピコカラーを身に纏い、松本盆地上高地を勇ましく走り回っていたのは過去の話…。今は長野や諏訪へ転属したものも多く、バッテリ等の寿命から廃車もだいぶ進んでしまいました。時の流れは早いですね…。

今回はひとまず1boxを購入し、他は開封売りで買い揃えました。

 

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現在はブルーリボンシティハイブリッド同様の花をあしらった新ロゴや、LEDの方向幕へ換装された車両が多数派を占めていますが、モデルのプロトタイプである10071号車は現在も旧ロゴと方向幕を装備する昔ながら(といっても20年くらい前)の姿を今も維持しています。

プロトタイプの10071号車は00年式で、10070号車から10075号車(10074号は欠番)まで導入されたうちの1両にあたります。2020年6月現在においては、10072号車は早期に廃車となり、10075号車は諏訪へ転属しています。

 

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2004年の川中島バス(現、アルピコ交通長野支社)80周年記念の一環で発売された川中島バスオリジナルバスセットの40476号車と並べてみました。

以前紹介した通り、40476号車は元々都営バスの都07系統専用車として江東エリアで走っていた車両なので、東京らしいスマートな見た目です。

それに対してアルピコオリジナルのHIMRは、山岳路線の専用車らしく厳つい見た目がカッコいいです。

このように同じ日野ブルーリボンでも、生まれも育ちも違う車両が信州を走り回っていたのも、アルピコ交通の魅力の一つだったんじゃないかなと思います。

 

アルピコのHIMRといえば、機会があればリアの荷物避けの鉄格子も再現したいですね…。

プルパックカー「ドライブタウン」の長電バス

信州人の(元)よい子なら誰でも一度はこう思ったことでしょう…地元のバスのおもちゃがない!と。

確かに現在はトミーテックのバスコレクションから信州のバス事業者の車両たちが多々製品化されていますが、「大人のオモチャ」故によい子が遊ぶのには不適すぎます…。かといってトミカからは限定品以外の製品化はされないため、普通に入手できません。さらに他のメーカーから販売されているバスのおもちゃも、信州のバスを模した製品が皆無です。

 

私も子供の頃はその悩みを抱えており、バスのおもちゃが欲しくても欲しいバス会社の車両がないという、非常にもどかしい幼年期を過ごしていました。

 

しかし今なら鉄道模型で身につけた技を元に塗り替えば作れるじゃないか!、ということで一つ作ってみることにしました。

 

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今回ベースにしたのは、マルカ株式会社から発売されている「ドライブタウン」の路線バスです。

デフォルトの状態ではステッカーが貼られて???な状態ですが、ひと思いにベリベリっと剥ぐと…

 

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ご覧のように、三菱ふそうニューエアロスターを模した型が出てきました。

ステッカーが貼られてるとわかりませんが、その下には彫りの深いカッコイイお顔が埋もれていたんですね〜。ちゃんと側面のウィンカーや車幅灯はもちろん、点検蓋やテールランプまでモールドされているので、デフォルメされたおもちゃとはいえ侮れません。

ちなみに今は亡き札幌市営バスが閉業記念に販売したプルバックカーも、コレと同じ型を使っていたみたいですね。その好みからなのか、北海道エリアのバス会社を中心に、一部のバス会社からオリジナルのドライブタウンも売られているみたいです。

…で、これをどうするのかというと

 

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かつて長電バス飯山営業所に在籍していた、ニューエアロスターの2281号車風にしたいと思います。

2281号車は三菱ふそうのサンプルカーを購入した車両で、長野駅から野沢温泉へ向かう急行バスにも投入されるという、長電バスにおけるワンロマ車は後にも先にもこの車両が唯一かと思います。

写真は2013年の3月頃に営業所の許可を得て撮影したものです。

 

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ひとまず窓周りを再塗装してから下地兼裾のグレーを吹き、その上からクリームと赤を塗ると…

 

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製作途中の様子を撮り忘れたので、いきなり完成した状態になりますw

ライトや窓の色は完成してから入れました。

現車とは大幅に異なりますが、まぁ雰囲気は出ているのでいいかなぁと思います…。ただしドアのストライプは、マスキングするズクがなかったので思い切って省略してしまいました((

次は方向幕なんかも作って貼ってあげたいですね。

 

ドライブタウン自体はそこまで高価なものではないので、長電バスにいるほかのニューエアロスターも作って遊びたくなります。

KATOのED62

先日アキバに行ったときにポポンでこんなものを見つけたしまい、速攻でお迎えしました。

 

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KATOのED62です。

状態が良いのに4kだったので、これは…と思ってしまいました。

 

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帰宅したら速攻でバラした上、パーツの取り付けや車体の塗装をしました。

そしてそして…

 

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こうなりました。

 

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ED62自体が物心ついた頃には保存車しかいないものと化していますが、どっちみち末期の姿しか馴染みがなく、KATO特有の国鉄仕様のみ製品化をやられたからには、意地でもJRマークを貼りたくなるものです(???

ひとまず屋根を塗り分けて側面にJRマークを貼った以外はそのままです。ナンバーは最後まで残った車両のものしか入ってなかった*1ので、その中から3号機を選びました。

 

早いとこ東海仕様の119系を完成させて、一緒に走らせて遊びたいものです。

そういえば10月にEF64形0番代のリニューアルが出ると発表されてしまいましたね…。1次形なので、篠ノ井派出に在籍した5両を買って揃えたいと思いますが、どうなるかは出てからのお楽しみですね…!

*1:国鉄大好きなKATOでも、そこは律儀に民営化後の仕様も意識してるダブルスタンダードなんだな?