今回の切符これくしょんは、バスの記念乗車券である箱型バス(コーチスタイル)35周年記念乗車券を紹介いたします。
この乗車券は長電バスが発行したもので、キャブオーバーバスから始まった箱型のバス車両の登場から35年経ったことを記念したものになります。
入れ物は和紙のような素材のものに、バスガールのイラストが入ったシンプルなものです。中を開けると、当時の長電バスの解説等が載っています。
また乗車券のクレジットには、長電バスが大好きな日野自動車と、かつて愛用(?)していた富士重工の名前があるほか、鉄道雑誌にも寄稿が多い中の人の小林宇一郎氏の名前も入ってます。
乗車券は150円券と100円券が2枚入った4枚セットです。
長電バスに最初に入った箱型バスは、GMCの水陸両用車に富士重工製の車体を架装したダックと呼ばれるものだったそうです。
100円券は新旧の日野製車両になっており、ブルーリボンカラーを長電風にアレンジした塗装のBD11形と、当時の最新型・日野レインボーRJ(レインボーシティ)です。レインボーシティの写真はよく見ると、手前から奥に行くにつれて、系統番号が大きくなるように並べてあるのが面白いです。私が子供のころまでは長野市内でもたくさん走っていたのが、とても懐かしい車両です。
今回は以上です。