とりあえずヒマだったので、例の耐久乗車で話題になった山万に乗ってみました。
やってきたのは「こあら3号」こと1000形第3編成でした。
ピーチライナーこと桃花台新交通や谷津遊園なき2021年現在では唯一、日本車輌などが開発した中央案内軌条式のVONAと呼ばれる走り装置を採用した新交通システムです。
独特のデザインの車体が黎明期の新交通システムらしさを強くしています。
ご存知の通り山万1000形は非冷房車なので、この季節の夕方でも車内は若干蒸し暑かったです。車端部の屋根にベンチレータの蓋があったので、ちょっと開けてしまいました。うちわのサービスはこの時期までやってても遅くはないのでは…と思いました。
実際に乗ってみると、黎明期に開発された新交通システムゆえに不完全な感じ*1の乗り心地だったのが印象的でした。そのため社畜ゆえに疲れ気味の筆者は走行中の振動で若干酔いかけてしまいました…。夏季は体調を万全に整えてから乗ったほうが良さそうですね(?)
単純にユーカリが丘のニュータウン内をぐるぐる走るだけなので、車窓も単調な感じですが、国内唯一のVONAということもあって不思議な感じでした。
ユーカリが丘駅前ではこんな写真が撮れました。
古き良き時代(といっても40年ちょい前くらい)に描かれた未来の乗り物感があって面白いと思いました。
耐久乗車は流石に無理ですが、一度乗ってみるのも悪くはないかなと思いました。
以下オマケ
ユーカリが丘にやってきた京成3700形3828Fですが、屋根にデジタル無線用のSRアンテナが新設されているのが目立ちますね。