池袋に行って帰るだけの乗り潰し

昨日は出勤日と勘違いして早起きしてしまい、手持ち無沙汰だったため、前から行きたかったところへと行くことにしました。

 

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まずは池袋駅から東武東上本線をひたすら乗り潰します。東上本線はなかなか乗る機会がなく、今回が初めての乗車体験です。

乗ったものは10030型の準急ですが、池袋~成増間をノンストップでブンブン飛ばしていくので、輸送障害や遅延などがなければ結構スムーズに移動できるんだなぁと思いました。あくまで初めて乗った人間の感想です。


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途中のふじみ野駅で後続の急行に接続するので乗り換えます。

やってきたのは過去に本線系統から転出してきた30000系です。進学に伴い移住する前の2011年辺りではまだ本線での活躍が見られたのですが、今では全てこちらへ集約されてしまったため、東上本線でないと乗れない車両になってしまいました。

10000系を発展させてブラッシュアップしたスタイルがカッコいいですね。

 

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坂戸駅で降りて、これまた初めて乗る越生線を完乗します。

越生線東上本線の小川町以北共々、現在も8000系4連ワンマン車が主力で、先日廃車になった10030型を用いれば置き換えられそうな気がしますが、未だ引退する気配がありません。

いずれも後期修繕車*1で、車内の津覇車輌の銘板も新しめだったのが印象的でした。

 

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運転台仕切も時刻表が掲げてある点が、たまに野田線で乗る車両とは違った雰囲気を醸しています。

越生線は部分的に複線用地があったり、複線化されていたりと、乗っていて気になるところがたくさんあって楽しかったです。

 

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終点の越生駅に着いたところで腹痛に見舞われたのと、Suica残高が怪しくなってきたので、近くのコンビニ(徒歩7分程度)まで行って帰ってくると、キリ番の81110Fがいたり、リバイバルカラーの81107Fが来たりと、ちょっと嬉しいことになっていました(笑)

81107Fは学生時代の友人や先輩の東武な者がよく模型で走らせていたのを見ていたのですが、現車を見たのはコレが初めてです(笑)

ロイヤルベージュとインターナショナルオレンジのツートンカラーもこの顔になかなか似合ってますね。

 

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坂戸駅に戻ってからは引き続き東上本線に乗って寄居を目指します。

小川町駅には話題の前照灯を改修された30000系31412F+31612Fがいました。

これより先も越生線同様の8000系4連ワンマン車に乗り継ぎます。野田線のときどき急行でブンブン飛ばしているものに乗り慣れていると、山奥をゆっくりと走る姿がとても新鮮でした。

 

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寄居駅からは秩父鉄道の末端区間を完乗するため、窓口でフリー切符を買ってから三峰口駅を目指します。

ホームに降りると7500系の「彩色兼備」ラッピング車がいました。この7507Fは東急時代に大井町線で乗車したことのある編成だったので、10年以上を経た再会となりました。


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ホームの屋根にはこんなレトロな案内表示がありました。

また柱に使われている古レールCarnegieの刻印が確認できるものがあり、文化財としてPRすればいいのになぁと思いました。


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そして乗車したのはナナハチ君こと、7800系のトップナンバーたる7801Fでした。

こちらも元は東急8090系ですが、中間車を先頭車に改造したことで、独特の顔付きとなっています。

また画像のクハ7901号は床のトラップドアもそのままであるため、乗っていて少し違和感を感じてしまいました(笑)

なおこの車両も元は7707Fと同じ8089Fに組成されていたものであるため、同様に10年以上のブランクを経た再会となりました。

 

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影森駅から終点の三峰口駅までは7000系7002Fに乗りました。

地元・長野電鉄8500系のT6編成同様の魔改造顔ですが、種別表示は同様に左右反転させた状態で取り付けられているのが面白かったです。

本家東急からはもうじき完全に引退してしまう8500系ですが、秩父ではまだまだ現役で頑張ってくれることでしょう。


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ドアには東急時代のいわゆる「ノーパン熊」のステッカーが残されていますが、だいぶ干からびて劣化しているものが多く見受けられました。

彼らにとってこの地での暮らしは、かなり厳しいようで……(などと)

 

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三峰口駅ではホームにあの花のヘッドマークや、鉄道むすめ・桜沢みなのの幟が掲げられていました。

 

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先ほどの7002Fに乗って御花畑駅に戻りました。

帰りはここからほど近い西武秩父駅まで移動して、特急ラビューに乗りたいと思います。


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こちらもホームには埼玉の女子高生ってどう思いますか?のキャラクターや、桜沢みなののパネルが置いてありました。

桜沢みなのは生誕8周年だったらしく、お手製の誕生祝いが微笑ましかったです(笑)

本当に中の人からも愛されているんだなぁと思いました。


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駅の近くを散策していると、あの花のキャラクター(主にめんま)がプリントされたオブジェを発見しました(笑)

 

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そして最後は西武秩父駅から池袋駅まで西武のラビューで一気に乗り通しました。

乗ってみて包み込むような大きな座席や、足元まで拡大された大きな窓などが斬新だったのと、乗り心地も全く悪くなく、とても快適でした。初乗車ということで、心中興奮していてあっという間でしたが、たぶん普通に乗れば余裕で( ˘ω˘ )スヤァ…できると思います(笑)

トイレも清潔な感じでいいですね。

ただ雨が降っていると、停車中に屋根に落ちる雨音が車内に響いていたのが気になってしまいましたが…。

 

とりあえず今回の外出で東武東上本線越生線西武秩父線池袋線と、4路線を乗り潰すことができました。この2社はごちゃごちゃした支線類の乗り潰しが大変ですが、そのうちチャレンジしてみたいと思います。

*1:厳密にはバリアフリー修繕と呼ばれるタイプらしい