リニア・鉄道館の保存車

3月に行った特急しらさぎ号の葬式の日は、名古屋で途中下車してリニア・鉄道館へ遊びに行ったので、そこで見た保存車を紹介したいと思います。

そもそもリニア・鉄道館(以下、リニ鉄)とは、2011年の3月に愛知県名古屋市金城埠頭に開館した、東海旅客鉄道ことJR東海の展示施設です。

館内には東海地方の歴史を彩った様々な車両が展示されており、一部は事実上の前身となる施設である「佐久間レールパーク*1にて保存されていたものが存在します。

 

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入口すぐの「エントランスホール」には、高速度記録を保持する車両が3両展示されています。


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一番左はC62形蒸気機関車のC62 17号機です。

東海道本線木曽川橋梁の強度試験のため、一時的に時速129km/hを叩き出したことで有名です。

開館前まで東山動物園で展示されていたものを、こちらへ移設しています。


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その傍には様々な機関車のナンバープレートが展示されていますが、なぜかC57 1号機の形式名入りのまであります…。


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こちらは300系9000番代です。

いわゆる300Xで、我々世代だとプラレールヒカリアンなどでお馴染みのアレですw

300系新幹線が事実上のぶっつけ本番で営業運転を始めたことで発生した問題をもとに、それらを解決した上で次世代車両(700系新幹線)を開発するために製造された試験車です。

空気抵抗の影響を調査するため、編成の前後で前頭部の形状が異なるのは周知のことですね。もう片方の先頭車は米原駅に隣接する、鉄道総研風洞実験センターで静態保存されています。


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側面には速度試験で443kmを叩き出したことを記念するステッカーが貼られています。


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こちらはMLX01形です。

超電導リニア山梨実験線で用いた試験車両で、やはりこちらも我々世代で「超電導リニア」というと刺さるものがありますねw

 

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館内には歴代の新幹線電車をはじめとする、さまざまな車両が展示されています。


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こちらは700系新幹線9000代です。

300系に続く東海道新幹線の主力車両として登場したもので、先述の300Xの試験結果などをフィードバックし、現実的な範囲で高速化を目指した設計となっています。


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こちらは300系9000代です。

初代「のぞみ」用車両として、やはり我々世代に刺さるものがありますw

量産先行車であることから、前頭部の形状が量産車と若干異なります。


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100系新幹線は先頭車と食堂車が展示されています。

TOMIXの初代製品*2でお馴染みの9000代のため、量産車に比してライトが「つり目」なのが特徴です。

2階建の食堂車やグリーン車が付いているのがひかり号…というのも今は昔の話ですね()


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0系新幹線も先頭車のほか、グリーン車、ビュフェ車、食堂車が展示されています。

先頭車の前は記念撮影スペースとなっており、落ち着いて撮れませんでした…。


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その奥にはドクターイエローこと、922形が展示されています。

 

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メイン展示場にいる特急形は381系とキハ181系という、特急「しなの」に充当された歴代の車両です。

381系は幼い頃に波動用の車が長野駅に出入りしていたのをなんとなく覚えているので、なんだかちょっと懐かしいです*3


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旧型国電はモハ1形モハ1035号車、クモハ12形クモハ12041号車、クモハ52形クモハ52004号車が展示されています。

このうちクモハ12形に関しては原型ではなく、改造に改造を重ねた末期の姿での展示です。祖母宅の最寄りの伊那松島駅隣接のママ区の片隅でガサガサの状態で留置されていたのを見て以来だったので、非常に懐かしかったです。

クモハ52形の美しいデザインもなかなかいいですね。


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こちらは111系のクハ111形クハ111-1号車です。

現代まで続く近郊形直流電車の第1号の先頭車です。

デカ目ライトに湘南色という組み合わせが国鉄って感じですね(小並感)。


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こちらは珍しい蒸気動車のホジ6005形ホジ6014号車です。

明治村にて静態保存されていたもので、綺麗に磨かれた状態で展示されています。

独特の足回りも間近で見れて嬉しいです。


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レトロな輸入電機はED11形ED11 2号機とED18形 ED18 2号機が並んで展示されています。

片や米国、片や英国製の電機ですので、両車を比較してみると面白いです。


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こちらはC57形蒸気機関車のC57 139号機です。

お召列車を牽引したときの装飾で展示されています。

 

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その後ろにはEF58形と43系客車という王道の組み合わせも展示されており、古き良き時代の列車の旅を彷彿とさせます。

いずれも民営化後もイベント列車として活躍していたのが記憶に新しいですね。


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館内後ろの陳列コーナーには、先述の0系新幹線の中間車のほか、様々な車両が置かれています。

電車は上から117系165系、63系が保存されており、いずれも貴重な存在です。


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内燃動車はキハ11形とキハ82形が保存されています。


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客車はマイネ40形、オロネ10形、オハ35形、オヤ31形、スニ30形が保存されています。

いずれも佐久間レールパークから継続して展示されているものです。


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館内には台車や輪軸、電車の制御装置の説明、そして大型の模型なども展示されていました。


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屋外には国鉄の軽便線で用いられたケ90形と、N700系9000代X0編成が置いてあります。

このうちN700系は休憩所として用いられているのですが、この車両がこうして保存される時代というのにびっくりです。


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最後に国鉄バス第1号車です。

鉄道博物館で保存されていたときに見学しているので、久々に見た次第です。

こちらも美しく保存されていていいですね。

 

JR東海にはクモハ211-5001号車やキハ85-1号車をはじめ、何両か保存車を保有しているので、それらもいつかは展示してほしいものですね。

*1:2009年8月まで飯田線中部天竜駅構内に存在した展示施設

*2:フル編成を揃えるには数セット用意しないとならない地獄でお馴染みだと思われる

*3:ダッチワイフと呼ばれる貫通幌がむき出しの先頭車化改造車もいたような