続・長野電鉄2500系

随分と前に赤い電車から発売されている、ディスプレイモデルの「an-rail(アンレール)」をいじった赤ガエルこと長野電鉄2500系ですが、この度新たに3本が増えたのでお目にかけたいと思います。

 

f:id:mc127_100:20230127113856j:image

 

左からC1編成、C3編成、C6編成、C9編成、C10編成です。赤い電車の通販サイトで前面に赤が回っていない塗装のモデルが発売されていたので、後述のプロトタイプと同数の3本を購入しました。

 

f:id:mc127_100:20230127114016j:image

 

こちらはそのうちのC3編成です。

この塗装で制御電動車と制御車の扉窓の大きさが共に小さい編成は、C1編成、C3編成、C6編成、C9編成、C10編成の5本が該当するのですが、うちC1編成とC10編成は末期に前面に赤が回る塗装はと変更されたため、模型も3の倍数の編成にしてあります。

 

f:id:mc127_100:20230127114346j:image

 

編成によっては戸袋窓サッシが普通鋼製で赤色に塗装されているため、それも再現しました。

またベンチレータは付属のより形態がいい鉄コレ用をジャンクから持ってきて取り付けました。

 

f:id:mc127_100:20230127114528j:image

 

既存のC1編成やC10編成のような鉄コレ動力のニコイチだと、走行時に他車とギア比が異なることで不具合があったのですが、思い切ってグリーンマックスのコアレス動力を取り付けました。

こちらだと既に長軸距に対応しているのと、大幅な削り込みなど極端な加工は必要ありませんので、動力ユニット側面の出っ張りと干渉するガラス下部を切り取るだけで、割と簡単に取り付けられました。

アンレールネクストシリーズの「アオガエル型電車」の動力化を検討されている方は、ぜひお試しください。

制御車の足回りは鉄コレの床板を切り刻んだものを取り付けてました。既存の編成もこれと同様の構成に修正したと同時に、他の長電の鉄コレもコアレス動力へと換装しています。

 

最後に既存のも含めて手持ちのを紹介したいと思います。

 

f:id:mc127_100:20230127114859j:image

 

C1編成 モハ2501+クハ2551

旧番:デハ5035+クハ5155


f:id:mc127_100:20230127114849j:image

 

C3編成 モハ2503+クハ2553

旧番:デハ5037+デハ5022


f:id:mc127_100:20230127114853j:image

 

C6編成 モハ2506+クハ2556

旧番:デハ5021+デハ5020


f:id:mc127_100:20230127114856j:image

 

C9編成 モハ2509+クハ2559

旧番:デハ5045+デハ5046


f:id:mc127_100:20230127114902j:image

 

C10編成 モハ2510+クハ2560

旧番:デハ5015+デハ5016

 

これらのうち編成番号が偶数の編成は、制御電動車にジャンパ線が付きます*1。要は2+2の4連を組むにあたり、編成番号が奇数の編成は上り方、偶数の編成は汎用性を持たせて上下どちらにも組成できるよう設定されているのです。

これに関しては3500系では編成番号に関係なく上下どちらにも組成できるようになっているので、2500系だけの特徴になります。目立つところゆえに模型化の際は用心願います。

またan-railに付属する車番であるC2編成を再現したい場合、クハの戸袋窓サッシを赤く塗ってから扉窓を大きく拡大する必要があります。つまりは付属の車番をそのまま貼っただけではC2編成にはならないので、その点も用心していただけたらと思います。

 

以上、簡単な紹介でした。

*1:編成番号が奇数の編成は制御車に線受けのみが付く