画像フォルダに撮影したまま死蔵させていたのを発見したので、改めて公開したいと思います。
一昨年の秋に友人と長野へドライブしたときの帰りに立ち寄った、横川S.A.上り線に置いてあるキハ58形気動車キハ58 624号車の前頭部です。
ここには峠の釜飯で有名なおぎのやが入っており、そのイートインスペースとして保存(?)されています。
ぱっと見車体の前部が切られて置かれているように見えますが、乗務員室より後ろはモックアップで、前頭部のみ本物です。
この車両は1965年に新潟鐵工所*1で製造されたもので、当初は盛岡機関区に配置されたのが、数年後に九州へと飛ばされたらしく、直方気動車区や大分運転所などに配置され、2008年に廃車になったのだそうです。
一応キハ57形として保存されているため、サボは長野電鉄に直通していた急行丸池号のものになっています。
運転台はガラス越しに見学できるようになっているのが嬉しいですね。
訪問時は再塗装されたらしく気動車急行色が美しい状態だったのですが、以前は塗装の剥げたところから九州時代の塗装が見えている箇所がいくつかあったのを思い出します。