去る9月11日は、オタク仲間と碓氷峠鉄道文化むらへ訪問してきたので、過去に撮影した2018年現在のものと比較して気になったものや気付いたものをいくつか挙げていきたいと思います。
入ってすぐの元検修庫脇にある189系クハ189-506ですが、この日はそよかぜのヘッドマークを掲出し、前照灯を点灯させた状態で展示されていました。
架線がないのが残念ですが、角度によっては現役時代に見えなくもなさそうですね。
元検修庫内に保存されている、現存唯一の2次形ことEF63 18ですが、iPhone11の広角機能を使えば楽に全体が写せました。文明の利器の偉大さを感じますねw
EF63 10やEF62 54は相変わらずでした。
これらは屋根のあるところに保存されているため、連結器もピンがサビで固着することなく良好な状態を保っています。
ED42 1やTMC200も良さげな状態で保存されています。
巷では保線車の観察が流行っているらしいので、ついでにTMC200の銘板を撮ってみました。
この日は程よい具合に曇りだったので、晴れていると逆光になって綺麗に撮れない保存車も、それなりに綺麗に撮れました。
露に濡れているEF62 1が特にかっこよかったです。
EF63 1は前照灯が点灯した状態で展示されていました。
後ろのナハフ11が年を追うごとに劣化が激しくなっているのが気がかりなのですが、大丈夫でしょうかね…?
D51 96には信越本線開業130周年記念のヘッドマークが装着されていました。
スニ30 8は雨漏りがしているらしく、このような悲惨な状況を呈していました…。
休憩所代用として使われている12系客車「くつろぎ」ですが、折からの新型コロナの影響で引き続き閉鎖されているほか、車体の劣化も進んでるように思えました。
2018年に訪問した際に車内の畳が雨漏りで腐っているところがあったので、この閉鎖に伴う放置で状態は更に悪化しているものと思います。
展示車両に関する全体的な所見として、やはり車体の劣化が著しい車両が多々見受けられるので、これらもクラウドファンディングを用いた修理費の募集をすべきなのではと思いました。
園内周遊列車「シェルパくん」ですが、美しく復元された3950形が運用に就いていました。
客車のデッキにはアニメ「新幹線変形ロボシンカリオン」のメカのパネルが置いてありました。
オマケその1:元詰所の鉄道資料館3階には、定刻起床装置の制御盤が残されていました。
コレを用いて一括して操作する感じらしいですね。
オマケその2:漫画「カレチ」にて、雨の日に走行中のEF59のデッキから手動で連結器を解放する話があったのを思い出し、実際にデッキに登って解放テコを引こうとしたものの、全く上がらない上に床が濡れていて下に落ちそうで怖かったです…。
参考記事:2018年3月に訪問した時の様子です。