またまた端末の画像フォルダからですが、大学時代の先輩とお昼を食べに行ったときに撮影した、丸善 池袋店の保存車(カットモデル)の画像が出てきたので、こちらもお目にかけたいと思います。
なお同店舗は先月末で閉店しているため、執筆した2021年08月06日現在においては、店内から確認できない箇所や車両がありますので、予めご了承ください。
ジュンク堂の横のガラス張りのビルの中に、道路を向いて鎮座している2両の電車の前頭部は本当にインパクトがありますね。
京急800形は812Fのデハ812-6号車の前頭部が置かれていました。
ビルのオーナーが当形式を好んでいたことから設置されたとのことらしいです(?
西武新2000系は、インバータ試験車を組み込んでいた2097Fのクハ2098の前頭部が置かれています。
西武池袋線で活躍していた縁から設置されたとのことらしいです。
各車の下には小さな解説板が置かれているとともに、下に敷いてある都電の敷石の説明もありました。
デハ812-6の前頭部の裏には、妻面に掲げられていた銘板が移されていました。
クハ2098の前頭部は広告枠が活用されていたのが面白かったです。
どちらとも運転台機器類は撤去されずに、現役当時の姿を留めています。
側面から見るとこんな感じです。
デハ812-6は登場時の塗り分けに復元されていることが、はっきりわかります。
2階のロフトから見下ろすと、屋根にはアンテナが残存していることが確認できました。
こちらは東急7700系のデハ7702号車の前頭部です。
これだけ店内に置かれているので、外からは見えません。
本来であれば池袋に縁のある「東武顔」を保つ東武8000系の保存を希望していたとのことですが、建設時には8111Fを除いて全滅していたことから、その代わりに日本初のオールステンレス車を改造したこちらを保存することにしたらしいです(?
設置場所の関係から、運転台の中程で切られているらしく、薄切りスライス状態になっています…。
下をよく見ると軌間を表すプレートがありました。
このビル自体の入口には小さなギャラリーが併設されており、展示されている車両の解説や16番鉄道模型が展示されていました。
また車体に取り付けられる銘板を模した、建築会社などを示したプレートが面白いです。
こちらは2018年12月の様子です。
前面にはクリスマスのリースが掲げられていました。
この頃から現在に至るまで、デハ812-6の運転台には「ダルマ」の愛称に因んでかホンモノのダルマが鎮座しています(笑)
切断部をよく観察すると、戸袋を埋めた跡などが見えて面白かったです。
また中に立ち入れるようになるとうれしいですね。
以下、オマケ
丸善に併設されていたブックカフェでは、ランチメニューにハヤシライスがありました。
マイルドで美味しかったです。
開設当初はミニハンバーグが2個付いたハンバーグハヤシもあったのですが、しばらく経ってから無くなってしまいました……
2階には某恒○教界隈で有名な人に罵倒されていたペッパーがいました。
某下北沢が舞台のBB動画の劇中で、ほぼ必ず爆破される例の建物