画像フォルダを整理していると懐かしい画像が出てきたので紹介したいと思います。
埼玉県川口市にある青木町公園には9600形蒸気機関車9687号機と、京急230形電車のデハ236号車が保存されていました。このうちデハ236号車は屋根なしの露天で展示であったため老朽化が著しく撤去の話が出ていたものの、なんやかんやで先延ばしになっていたのち、横浜市のみなとみらい地区にできた京急新本社隣接の京急ミュージアムに収蔵されたのは皆様がご存知の通りです。
今回お目にかけるものは、2015年に訪問した時の写真です。
まずは9600形蒸気機関車9687号車です。
こちらは整備の上でこれからも展示の予定がありますが、この当時はかなりくたびれた様子を晒していました。
解説板も欠けていたり交通博物館が現役(?)だったりと古いままでした。
続いて本題のデハ236号車です。
鮮やかな京急レッドはガサガサに色あせ、サビや剥離などが目立つ状態ですが、かつてはピカピカに整備されていたうえ、通電していららしく扇風機が回ったり室内灯が点灯したりする状態だったそうです。
この状態から再度きれいな状態へ修復した京急ファインテックの技術力はすごいですね。
インターアーバンの電車らしい振れ幅が大きくて胴長の連結器や、妻面の銘板はそのままに残っていました。
当時はコンデジを使っていたので汚い画像で恐縮ですが、懐かしの保存車ということでお楽しみいただけたらと思います。また機会があれば京急ミュージアムも訪問してみようかと思います。