昨日は唐突に北鉄電車に乗りたくなったので、急遽金沢へ行ってきました。
ひとまず東京駅へと向かい、かがやきで一路金沢へ…
当日の目当ては浅野川線でした。
現行の京王ステンプラこと8000系は、地下鉄日比谷線の03系へと置き換えられることが決まっているので、まだ全編成が揃っているうちに見に行きたかったのです。
渋谷駅井の頭線ホームを思わせる構内には、8901Fが留置されていました。しばらく待っていると8903Fが来たので、それに乗って内灘駅へ行きました。
残念ながら03系は検修庫の中にいたので見れませんでした…。
車庫の敷地外から見た8802Fです。
この日は8801F共々お休みでした。
こちらはホーム横の留置線にいた8801Fです。
京王時代のトップナンバーに当たるのがこちらですが、やはり独特の表情をしていますね。
車庫の裏手には仮台車として使われるPⅢ-701らしき台車もありました。
初期の狭幅車とそれ以降の広幅車が一緒に走るのも北鉄ならではです。
その後は粟ヶ崎駅まで歩き、有名な鉄橋の横で何枚か撮影しました。
井の頭線にはない、川をゆっくりと渡る構図が面白いですね。
内灘駅へと戻ったら、8902Fに乗って北鉄金沢駅へ戻りました。
上毛とアルピコとの共同スタンプラリーの副表がいいですね。
その後金沢駅から野町駅までバスで移動し、石川線にも乗りました。
やってきたのは唯一の非冷房車である7000系の7001Fでした。車内も原型のままなので、バスクーラーのないスッキリとした感じです。
ただし足回りはオリジナルの台車や機器ではなく、特に台車は西武やJRからのコイルバネ台車なので、乗り心地はあまり良くありませんでした…。
鶴来駅で降りたら、車庫を敷地外の脇道から見て回りました。
石川線唯一のステンプラである7700系です。
こちらにも上毛とアルピコとの共同スタンプラリーの副表が取り付けられています。
ステンプラの横にはDL71という、除雪機械が置いてありました。
敷地外からよく見える位置に、何故か長野総合車両センターのカゴがたくさん置いてありました。
制輪子でも買っているのでしょうか…?
石川線名物のED201もいたのですが、敷地外からよく見える場所がなかったので、こんなのしか撮れませんでした…。動いているところが見たいですね。
通電した状態で留置されていた、魔改造顔の7202Fです。
鶴来駅北側の歩道橋から駅の方を撮影したのですが、漫画カレチを読んだことのある方ならば、どこかで見たことのある光景なんじゃないかと思います…?
駅に戻ったら入場券を買って7001Fをじっくり見てみました。
製造から今年で55年が経ちますが、未だ第一線で現役なのがすごいですね。
BUDD社特有のベンチレータには塞ぎ板が取り付けられている点は、模型でも再現してみたいですね。
上がM台車で西武由来のFS342、下がT台車でJR由来のDT21Tです。
FS342はDT21の西武版なので全く同じ見た目をしていて、言われないとそうだと分からないですねw
スノープローは、台車に対してこのように接続されているみたいです。
続いて冷房化改造車の7202Fが来たので、これに乗って帰ることにしました。
クーラーの放熱器が床下にあるので、外観からだと冷房車とはわからないですね。
先ほどの魔改造顔な7201Fが戻ってきたので、ちょっと撮りました。
検査明けらしく、床下機器がピカピカです。
それにしても独特の表情をしていますね…。
こちらが天井に取り付けられたバスクーラーです。
あまりにも大きいので、網棚や吊革がクーラーのところだけ撤去されています。また中扉付近には、天井から床までのダクトが設置されています。
とりあえず野町駅まで戻りました。
屋根をよく見ると、パンタがシングルアームに換装されていますね。
金沢駅に戻ったら、あいの風とやま鉄道に直通するIRいしかわ鉄道の列車で富山駅へ行き、そこから新幹線で帰りました。これで(旧)北陸本線は、金沢から直江津までの間を完乗したことになりました。
今回初めて521系に乗ったのですが、かつて乗った食パン電車こと419系や413系と比べると、とても快適だったので、つい富山駅を寝過ごして通過してしまうところでしたw
隣には521系と七尾線の415系800番台が停車していました。
やはり415系は種車がかなり古いので、車体がパッチワークだらけでした…。新しくデビューする赤い521系が待ち遠しいですね!
新幹線の中では富山駅の売店で買ったますの寿司をいただきました。
マスの旨味がたっぷり味わえて美味しかったので、また次回も食べたいと思いましたw
今回は日帰りだったので駆け足で行きましたが、今度はゆっくり楽しみたいなぁと思います。